新たなアニマルセラピーの形『いつでもワンちゃん』が介護業界に登場！

高齢者向けバーチャルアニマルセラピー『いつでもワンちゃん』

近年、IT技術の進化が医療や介護の現場に新たな選択肢を提供しています。その中でも特に注目を集めているのが、レメディ・アンド・カンパニー株式会社が開発した高齢者施設向けのMR（複合現実）アニマルセラピー『いつでもワンちゃん』です。このサービスは、2024年10月9日から11日まで開催される「第9回 CareTEX大阪’24」に出展されます。

新たに加わった5つの機能

『いつでもワンちゃん』はこれまでにも多くの高齢者に癒しを提供してきましたが、今回は新たに5つの機能が追加されることで、より使いやすく、魅力的な体験を提供します。これらの機能は、入居者が実際のペットを飼うことから得られる楽しい体験を、MR技術を通じて実現します。

1. ボール投げ機能: 入居者がボールを投げると、バーチャルなワンちゃんがそれを拾いに行きます。
2. エサやり機能: 入居者が好きな時にエサを与えることができ、動物とのインタラクションを楽しめます。
3. ネーミング機能: ワンちゃんに好きな名前を付けられ、より親しみを持って接することができます。
4. ハウス機能: 利用者の声に反応してワンちゃんが自分のベッドに戻ります。
5. ネコちゃん機能: 多くのユーザーの要望に応え、バーチャルなネコちゃんを選択できるようになりました。

これらの機能を通して、施設入居者はより多くの刺激や楽しさを得られるようになっています。特に、新たなネコちゃん機能は、犬だけでなく広く動物に親しむ機会を提供することで、満足度を向上させることを狙っています。

MR技術の活用とその効果

『いつでもワンちゃん』は、VRゴーグルを通じてワンちゃんやネコちゃんと触れ合う新しい形のアニマルセラピーです。特に、入居者が犬を飼うことができない理由がある場合や、実際の動物によるセラピーの導入が難しい場合に対して、手軽に利用できるサービスです。この技術を使用することで、入居者は滋養されるだけでなく、心の疲れも和らげることが可能です。

2024年7月から9月に行われた体験会では、参加した高齢者の方々から、気分が大幅に改善したとの声が寄せられました。この調査では、疲労感や不安感が有意に低下したという結果も得られており、実際の動物との交流に近い効果が期待されています。

「CareTEX大阪’24」出展情報

『いつでもワンちゃん』は「第9回 CareTEX大阪’24」に出展し、会場では実際にこのセラピーを体験することができます。来場者はVRゴーグルを装着し、実際にワンちゃんと触れ合うような体験を通じて、新機能を試すことができるため、介護業界の方々にとって貴重な機会となります。

- 日時: 2024年10月9日（水）～11日（金）
- 場所: インテックス大阪 6号館 Aゾーン
- 公式サイト: CareTEX Osaka

今後もレメディ・アンド・カンパニーは、最新のテクノロジーを駆使して、より多くの高齢者に笑顔と喜びを提供するためのサービスを展開していく予定です。高齢者施設の職員にとっても、入居者に楽しい体験を提供できることで、日常の手助けにもつながることでしょう。新しいアニマルセラピーの形を再度、私たちの目の前に示してくれることに期待が高まります。