究極のピカレスク小説『フジコの十ヶ条』の誕生
2025年5月30日、株式会社徳間書店から真梨幸子の人気シリーズ「殺人鬼フジコ」の最新作『フジコの十ヶ条』が発表されます。この作品は、あらゆる意味で話題を集めてきたシリーズの最新版であり、待望のリリースとなります。累計72万部を超える「殺人鬼フジコ」シリーズは、多くの読者を魅了し続けているのです。
新たな舞台と挑戦
本作は、前作『殺人鬼フジコの衝動』『インタビュー・イン・セル殺人鬼フジコの真実』から数年の時を経て、2020年代に舞台を移します。物語の中では、フジコから受け取ったとされる「十ヶ条」がキーワードとなり、連続殺人事件が展開されます。果たして、死刑にされたはずのフジコは本当に生きているのか、そしてその「十ヶ条」という教えが巷にどのような影響を与えるのか、スリリングなストーリーが待っています。
フジコの名言とされる教えたちが作品全体に散りばめられ、読者はその教えに従いながら物語がどのように進展していくのかを見守ることになります。物語が進むにつれ迫ってくる緊迫感と、多様な人間心理の描写が交錯し、また新たな読者の心をつかむことでしょう。
「フジコの十ヶ条」とは?
本作に登場するフジコの教えの内容は、以下のようになります。
第一条:邪魔な人間は消せ
第二条:人を操れ
第三条:法の死角を狙え
第四条:嘘も方便
第五条:やられる前に、やれ
第六条:周りは皆敵だと思え
第七条:男を本気で好きになるな
第八条:秩序は壊せ
第九条:真実は握りつぶせ
第十条:??????
これらの教えを基にした連続殺人の背後に潜む真実、そして主人公がどのようにそれに立ち向かうのかが本作の大きな見どころです。読者は、巧妙に絡み合った陰謀や人間関係の中で、最後まで目が離せなくなる体験をすることでしょう。
著者・真梨幸子氏の思い
真梨幸子氏は、デビュー20周年となる今年、あらたな挑戦を果たしました。彼女は「殺人鬼フジコの衝動」を執筆した際の創作ノートを引っ張り出し、その中には「殺人鬼の十ヶ条」というプロットが存在していたということが語られています。フジコの教えを通じて、貧困と不幸から抜け出そうとする少女が描かれ、闇の中で成功を手に入れていくサクセスストーリーに、新たな視点が加わったのが『フジコの十ヶ条』です。
作品の見どころ
新作『フジコの十ヶ条』では、フジコを取り巻く人々やそれに関連する事件が、巧妙に練り込まれています。果たして、主人公はどのような教訓を受け、どのように人を操作するのか? 読者は手に汗握る展開に没頭することでしょう。また、真梨幸子の作品ならではの緊張感溢れる描写や人間心理の掘り下げが、作品に深みを与えています。
販売情報
本書『フジコの十ヶ条』は、全国の書店やネット書店にて5月30日から購入可能です。価格は1,980円(税込)、368ページのボリュームに仕上がっています。詳細な情報は
徳間書店の公式ホームページや
Amazonにて確認できます。
読者の皆さん、これまでのフジコシリーズとは一味違った驚きと興奮を体感できる最新作をお楽しみに。