大学生と東急百貨店
2018-02-06 10:50:01
東急百貨店が大学生と共に作り上げるバレンタインマーケティングの未来
バレンタイン企画の新たな形
東急百貨店は、バレンタインイベントにおいて、大学生との共同マーケティング施策を導入しました。2018年11月、NEWRON株式会社の協力を得て、現役大学生とともに「若者をどう集客するか?」というテーマでディスカッションを行うマーケソンを実施。
このプログラムの参加条件として、「マーケティングを学んでいる」「ショッピングが好き」「SNSフォロワーが500人以上」という要件が設けられ、全国から50名もの学生がエントリーしました。その中から厳選された28人が、小グループを結成し、各自のアイデアを持ち寄りました。
ワークショップの形式
マーケソンは、学生たちが毎週集まるワークショップの形式で進行しました。初めに趣旨説明が行われ、続いてアイデアディスカッションや中間報告を経て、各チームのマーケティング施策がブラッシュアップされていきました。最終的には、各チームが東急百貨店のバレンタインイベントを担当する部署に向けてプレゼンテーションを行い、審査によって優秀なチームが選出されるという流れです。
イベント後の活動
選ばれたチームは、イベント終了後も企画会議に参加したり、カタログ撮影に立ち会うなど、施策実現に向けた活動を継続。こうした実践的な経験が学生にとっても非常に貴重なものとなり、マーケティングについての理解を深める機会となりました。
2019年バレンタイン商戦の施策
迎える2019年、提案された施策が次々と実現しました。「チョコ試食ツアー」などの集客コンテンツや、販売促進のための学割クーポン、デパコスとのコラボ企画など、多彩なアイデアが活用されました。特に注目すべきは、「チョコレートはブランドではなく、想いで選ぶ」というテーマで展開された東急百貨店オリジナルのメッセージショコラです。この取り組みが独自性をもたらし、若者たちからも支持を受けました。
NEWRON株式会社の役割
NEWRON株式会社は、このプロジェクトの運営を担当しました。「新しい繋がりによってイノベーションを創造する」という理念のもと、企業と大学生をつなぐ役割を果たす企業です。全国に広がる彼らのネットワークを活かし、若者向けのサービス開発やマーケティング支援を行っています。学生たちにとっても、この経験は充実したものであり、今後のキャリアにとって価値あるものとなるでしょう。
結論
今後、東急百貨店の行う新しいマーケティング施策は、単なる集客だけでなく、若者とのつながりを強化し、彼らの声をそのまま反映する形で進化していくことが期待されます。これからも、大学生とともに新しいアイデアを生み出し続ける東急百貨店の取り組みに注目が集まるでしょう。
会社情報
- 会社名
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NEWRON株式会社
- 住所
- 大阪府和泉市光明台1-27-19
- 電話番号
-
080-3796-0241