オートデスクとView22の提携で実現する3D Webコマースの未来

オートデスクとView22の新たな提携



2007年9月20日、トロントにてオートデスク社とView22テクノロジー社が共同マーケティング提携に合意しました。この提携により、両社が提供するソリューションの統合が進み、特注品のデザインから製造資料の作成に至るまで、エンド・ツー・エンドの自動化が実現されます。

オートデスク社は、3D設計ソフトウェア「Inventor」と「Intent」を提供しており、View22社はその技術を活かした3D Webソリューションを展開している企業です。このたびの提携によって、オートデスク社はView22をWebベースの3Dセールス・オートメーションの重要なパートナーとして顧客に推奨し、一方でView22社もオートデスクの強力なデザインツールを顧客に提供します。

期待される効果と顧客ニーズ



「私たちの顧客は、Inventor 3Dのデータをウェブ上で活用し、特注品の配置設計を自動化できることを望んでいます」とオートデスク社のAmy Bunszelディレクターは説明します。オートデスク社とView22社が統合したことにより、顧客はインタラクティブな設計や製品配置設定を行えるようになり、営業活動がよりスムーズに行えるようになるのです。

この提携により、新しい3D Webベースのエンジニア・ツー・オーダー自動特注販売ソリューションの開発が促進され、大手製造業や小売業者からの高度なカスタマイズ要求にも応えていくことが可能になります。View22社のプラットフォームは、オートデスクのDWF、DXF、3DSファイルフォーマットをサポートしており、両社の製品間でのデータ交換もシームレスに行えるのが特徴です。

今後の展望



View22社のPaul Lypaczewski社長は、「オートデスク社との提携により、IntentとInventorを基盤とした特注品の自動構成アプリケーションをウェブで展開できることを心から嬉しく思っています。二社の技術が融合することで、設計効率や品質の向上、仕上げるまでの時間短縮を実現できると確信しています」と、期待感を示しました。

この新たな提携は、アジア太平洋地域でも注目されており、両社のビジョンに共鳴する多くの企業にとって、新しいビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。3D Webコマースの分野における革新が進展し、顧客にとっても利便性が向上することでしょう。

このように、オートデスク社とView22社の共同作業は、ただ単に技術の統合を超え、顧客に新たな価値を提供することに向けて大きな一歩を踏み出しました。今後の展開からも目が離せません。

View22社について



View22社は、3D Webコマースとメディアソリューションの著名なプロバイダーとして知られています。特許技術を基にしたインタラクティブなWeb体験を通じて、ユーザーは製品を視覚化し、設定し、購入することができる革新を提供しています。これにより、グローバル企業や消費者ブランドは、価値あるブランド体験を得ることが可能となっています。

詳しい情報は View22の公式サイト をご覧ください。

会社情報

会社名
View22 Technology Inc.
住所
兵庫県神戸市中央区籠池通2-4-10
電話番号
078-881-0151

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