『マイファームおてつたび』で農業の魅力を深める新しい体験

『マイファームおてつたび』で農業の新たな魅力を発見しよう

農業を敬遠する人が多い中、興味を持つ層を広げるべく、株式会社おてつたび（本社：東京都渋谷区、CEO：永岡里菜）と株式会社マイファーム（本社：京都府京都市、社長：西辻一真）が手を組んでいる。お手伝いと旅を融合させた人材マッチングサイト「おてつたび」を通じて、農業の魅力を体験し、感じるイベントが行われている。特に農業の現場で働くことで、参加者は新たな発見と人とのつながりを楽しむことができる。

魅力を伝える『農業の魅力発信コンソーシアム』

この取り組みは、農林水産省と共同で実施される「農業の魅力発信コンソーシアム」の一部として行われている。具体的には、さまざまな地域で活躍する農業者との接点を通じて、農業の職業的魅力を知るためのイベントを多数開催している。ことしの活動では、既に6名の生産者との連携があり、参加者に農業の魅力を直接体験してもらっている。

農業現場のロールモデルとして活躍する生産者のもとで働くこのイベントは、特に新規就農者や農業未経験者にとって、ポジティブな体験を提供する。また、各地の生産者が持つ独自の技術と知識を学び、直接触れることで、農業の新たな側面に気づくきっかけとなる。

農業イベントの実施例

第1回：秋田県ホップ収穫作業

8月18日から24日、秋田県横手市で初回のイベントが実施された。参加者は大雄ホップ農業協同組合の北野泰之さんの指導のもと、ホップの収穫作業に従事。参加者からは「最初は不安があったが、仲間と一緒に楽しめた」という声が寄せられ、農業の現場における新しい友人との出会いがあった。

第2回：岩手県野菜農家での体験

9月23日から26日にかけて、岩手県北上市では、元寿司職人の高橋賢さんが経営する「うるおい春夏秋冬」で体験が行われた。参加者は野菜の収穫や管理作業を行い、楽しかったという感想を残した。

農業をより深く知るためのワークショップ

イベントでは、ただ作業を行うだけでなく、農業の魅力を深く探るためのワークショップも企画。参加者同士や生産者とのディスカッションを通じ、彼らが望む「理想の働き方」と農業の進化について考察し、今後の方向性を見出す機会を提供している。

地域の魅力を再発見する

さらに、長野県喬木村では、地域特産品である市田柿の頭の下で、柿の加工や出荷作業を通じて嗜好品の重要性や魅力に触れるワークショップが実施された。

今後の展開と参加の薦め

このように、『マイファームおてつたび』は、ただの農業イベントではなく、農業の未来、そしてそれに関わる人たちの可能性を感じさせてくれる貴重な体験を提供している。今後も地域に根ざしたイベントが続く予定で、最終的には耕作放棄地の再生を図りつつ、農業者の視点から地域活性化を目指す。

ぜひ訪れ、あなた自身の目で農業の魅力を実感してみてはいかがだろうか。