1. ニュース概要
株式会社長谷工コーポレーションが、米国のTrinsic Residential Group(TRG社)が扱う賃貸集合住宅の開発・建設事業に関連し、同社の新設ホールディング会社TRG Holdings, LLC.の30%の持分を取得した。この取引は、2026年4月15日に生効する予定で、両社の協力関係を強化し、賃貸住宅の設計や施工におけるノウハウを交換していく意向です。
2. 持分取得の目的
TRG社はテキサス州ダラスを拠点とし、米国南部のサンベルト地域で賃貸集合住宅の大規模な開発を手掛けている企業です。急成長が見込まれる地域で、土地選定、資金調達、許認可取得から、アセットマネジメントまでを一貫して行う体制を整えている。そのため、長谷工グループにとっても親和性の高いパートナーであり、この提携を通じて新たなシナジーを生み出すことが期待されています。
3. これまでの展開と今後の展望
長谷工は2019年から米国市場に進出し、賃貸集合住宅事業へもエクイティ出資を通じて関与してきた。今回の持分取得により、単なる投資者から開発主導者へと進化することを目指しており、収益基盤の構築を進める意欲を示しています。今後は、ライトアセット型ビジネスモデルへの移行も視野に入れており、外部からの資金調達を活用することで安定した収益を確保する戦略にシフトしていく計画です。
4. TRG社の実績
TRG社は2011年の設立以来、12,000戸以上の賃貸集合住宅を供給しており、最近の着工戸数ランキングでは全米で上位の評価を受けている。テキサス州を中心に拠点を持ち、土地から資金調達、建設、管理、販売までをカバーするビジネスモデルを確立していることで、コスト管理や工期短縮といった効率的な運営が実現されている。経営陣は地域に精通し、案件の選定やリスク管理に強みを持つ。
5. まとめ
長谷工グループの米国市場への進出は、新たなビジネスの機会を生み出すきっかけとなるでしょう。TRG社と連携することで、両社の技術や知識を活かしたプロジェクトが進行すれば、さらなる発展が期待されます。今後、両社は米国における賃貸集合住宅事業の新境地を切り開くことになるでしょう。