ベトナム・ビンズン新都市のまちづくりが国際的な賞を受賞
ベトナムのビンズン新都市にて、東急株式会社の子会社であるベカメックス東急が展開する「TOKYUGardenCity」プロジェクトが、最近開催された「第10回プロパティグル・ベトナム・プロパティ・アワード」において2部門で受賞しました。
受賞した賞について
この賞は、東南アジアの大手不動産情報サイト運営企業プロパティグルが主催し、ベトナム不動産業界で最も優れたディベロッパーやプロジェクト、デザイン、イノベーションを表彰するもので、今年で10回目の開催となります。ベカメックス東急は「RealEstatePersonalityoftheYear」と「BestHighEndCondoDevelopment」の2部門で栄誉ある受賞を果たしました。
授賞式の概要
授賞式は2024年11月15日にホーチミン市内で行われ、ベカメックス東急の代表である呉東建氏が受賞しました。彼は「不動産業界に多大な影響を与えたリーダー」として名誉ある個人賞を受賞し、「今年のベトナム不動産の顔」として選ばれました。この受賞は、日本で培った知識を活かし、地域社会の潜在力を引き出す都市計画への貢献が高く評価された結果です。
TOKYUGardenCityの取り組み
「TOKYUGardenCity」プロジェクトは2012年から12年間にわたり、ビンズン新都市を開発する取り組みです。その総面積は約1,000ヘクタールで、東急多摩田園都市の開発ノウハウを生かし、現地の文化と慣習を反映したまちづくりを進めています。プロジェクトのコンセプトは「AlwaysNEW!」であり、常に先進的な取り組みを実施し続けることが目指されています。
高評価を得た住宅プロジェクト
特に注目されたのは、ビンズン新都市の6番目の住宅案件である分譲マンション「MIDORIPARKtheTEN」です。このプロジェクトは、広々とした1戸あたりの専有面積110㎡に加え、天井高3.5mの開放感あふれる空間を提供し、ラグジュアリーで革新的なデザインが特徴です。住民の心身の健康を重視した共用施設には、50メートルプールやジム、バーベキューテラス、キッズプレイルーム、そしてベトナム初のマンション共用部として温浴施設が追加されています。これらの取り組みが高く評価され、BestHighEndCondoDevelopmentを受賞することとなりました。
今後の展望
ベカメックス東急は、引き続き持続可能なまちづくりと新都市の発展に貢献していくと宣言しています。今回の受賞を機に、さらなる国際的な評価を得ることが期待されており、国内外における不動産関連の取り組みが注目されることでしょう。ビンズン新都市の事例は、現代的で住みやすいまちづくりのモデルを示しており、他の地域でも参考にされることが期待されます。
「TOKYUGardenCity」が今後どのような進化を遂げていくのか、目が離せません。