新たなアートの拠点「対話と創造の森 東京神田」がオープン
長野県・八ヶ岳を拠点とするアートコモンズ「対話と創造の森」が新たに東京サテライトを開設しました。この新しい拠点「対話と創造の森 東京神田」は、2023年4月8日(土)に正式オープンし、これを記念して4月7日(金)と8日の2日間にわたりオープニングイベントが開催されます。
オープニングイベントの詳細
イベントの内容は魅力的なセッションやアーティストによる作品紹介が盛り込まれています。4月7日(金)には、2022年に八ヶ岳本拠地でのアーティストレジデンスの第1号として作品を制作した大小島真木氏が、彼の作品やリサーチ活動について語る報告会が行われます。
また、4月8日(土)には「対話と創造の森」を立ち上げた総合ディレクター新野圭二郎氏をはじめ、主要メンバーが集まり、今後の展望や各自の思いを語るトークセッションが予定されています。
日程と場所
- - 前夜祭: 2023年4月7日(金)18:00〜21:00
- - グランドオープン: 2023年4月8日(土)11:00〜20:00
- - 場所: 東京都千代田区神田西福田町4-5
このオープニングイベントでは、リアル参加と共にライブ配信も行われるため、様々な形で参加することができます。入場は無料ですが、事前登録が必要となります。
アートコモンズ「対話と創造の森」の理念
「対話と創造の森」は、八ヶ岳本拠地において自然との対話を重視しながら、地域の文化や人々との交流を深めることを目的にしています。八ヶ岳の自然に囲まれた環境で、アートを通じて新たな価値観を創出する活動が行われています。
新たに開設された東京神田のサテライト拠点は、都市環境の中で文化的交流の新たな形を模索し、地域の人々やさまざまなクリエイターとの連携を通じて、アートや社会イノベーションを促進していくことを目指しています。この拠点では、アート公演やワークショップ、トークイベント、交流会などが行われ、地域との密接な関わりが期待されています。
アートコモンズ東京神田の特色
この東京神田サテライトは、築50年の元金物屋の古ビルを改装した空間となっており、3フロア+屋上スペースを有しています。1階にはソーシャルダイアログスタンドが設置され、地域住民や訪れる人々とコミュニケーションを図る場として機能します。2階のソーシャルダイアログキッチンでは「こどもアート食堂」のような企画が行われる予定で、3階はオンライン配信や収録ができる設備が整っています。
このサテライトからは、アートコミュニティのネットワークを広げながら、未来のコモンズ(共有財)を育んでいくことが期待されています。
また、八ヶ岳本拠地との連携を通じて、自然をテーマにした多彩なプログラムが展開され、訪れる人々に新たな体験を提供していくことでしょう。
結び
「対話と創造の森 東京神田」は、単なるアート拠点に留まらず、地域社会との共創を通じて、新しい文化の発信地となることを目指しています。オープニングイベントは、その第一歩として、市民やアート愛好者にとって新たな出会いの場となることでしょう。ぜひ、この機会に足を運び、アートと対話の新しい形を体感してください。