札幌三育小学校、70余年の歴史に幕を下ろす閉校決定

札幌三育小学校の閉校決定

2026年3月末、札幌三育小学校が閉校することが発表されました。この決定は2024年3月19日に開催された理事会で承認され、学校法人三育学院によって正式に発表されました。

札幌三育小学校は、1951年4月に開校し、70年以上にわたり教育活動を行ってきました。「三育教育」を基に、児童一人ひとりが神様に愛される存在であることを重視し、知育・徳育・体育のバランスの取れた育成を図ってきました。

しかしながら、少子化などの影響により、児童数の減少が続き、閉校を余儀なくされることとなりました。この決定に対し、学校法人からは「これまで教育活動への理解と協力をいただいた皆様に感謝申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。」とのメッセージが発表されています。

閉校までの期間も、在籍する児童の個性を尊重し、三育教育を引き続き実施する方針です。札幌三育小学校の教育理念は、今後も卒業生や地域社会に生き続けると信じられており、その精神が未来の子どもたちにも引き継がれることでしょう。

2026年の閉校まで、札幌三育小学校はその歴史を重んじ、感謝の気持ちを持って最後の時間を大切に過ごしていくとされています。学校法人の理事長である稲田豊氏と校長の大河原一義氏は、この学校が地域において誇り高い存在であり続けることを願っていると述べています。

また、並行して運営されている札幌三育幼稚園は、同じく教育活動を続けていく意向が表明されており、これからも多くの支援が求められています。

学校の閉校は地域社会に大きな影響を及ぼしますが、札幌三育小学校で培われた教育の基盤は、未来を担う子どもたちに大きな財産となることでしょう。今後も、この学校で学んだ経験が生徒たちにとって価値あるものになることを心から願っています。

最後に、札幌三育小学校の公式ウェブサイトはこちらからアクセスできます。教育活動や今後の方針について、詳しい情報が掲載されています。これからも札幌三育小学校の歩みを見守っていきましょう。