プロダクト体験を探る
2026-05-08 11:57:43
シンガポールで開催された2026年プロダクト体験ラウンドテーブルの報告
シンガポールでのプロダクト体験ラウンドテーブルの様子
2026年3月27日、シンガポールの67 Pall Mallにおいて「Product Experience Roundtable 2026」が開催されました。このイベントは、Centric Softwareが主催し、「Brand Without Borders: Global Strategies, Asian Realities」というテーマで行われました。アジア市場における戦略や顧客体験(CX)、Product Experience Management(PXM)の重要性について、業界のリーダーたちが集まり、議論を交わしました。
出席企業と内容の概要
イベントには、Panasonic、Electrolux、Fuji Oil Asiaなど、アジア市場で名を馳せる企業のリーダーが参加しました。従来の講演形式を超え、参加者との双方向の対話を重視したインタラクティブなセッションが特徴で、多くの具体的な課題について実践的な知見が共有されました。
特に、Centric PXMのアジア太平洋地域担当バイスプレジデントの渡辺信明氏は、開設したシンガポール拠点の意義や、アジアにおける顧客事例の増加によるコミュニティ形成の必要性を強調しました。
東南アジア市場の複雑性
渡辺氏はオープニングセッションで、東南アジアがいかに複雑な市場であるかについて触れました。この地域には11カ国があり、それぞれ異なる言語や通貨、多様なECプラットフォームが存在し、一つの戦略が全体に通用することは困難です。彼は、地元市場への理解を深め、適応することの重要性を強調しました。
成功するブランドの共通点
続いて行われたFireside Chatでは、グローバルブランドがアジア市場で成功するために重要なポイントについて討議されました。モデレーターのClickr CEO、Derick Ng氏は、参加者に対し実際の現場での課題や体験を率直にシェアすることを促しました。
PanasonicのBenjamin Cheng氏は、APAC市場においては各国の顧客接点やチャネルが異なるため、一貫した商品情報管理が顧客体験の向上に寄与すると述べました。ElectroluxのJorge Rosario Tapia氏も、スピードが競争のカギであると強調し、迅速な情報更新が売上に直結することを指摘しました。
AIとPXMの重要性
また、B2B市場における顧客ニーズの多様性を指摘したFuji Oil AsiaのShinjiro Shirai氏は、各国での現地ニーズへの対応の重要性を語りました。さらに、AIを活用して商品情報を組織することが、今後のアジア市場での成功の鍵であると皆が認識しました。
参加者の交流と知見の共有
イベントの後半にはネットワーキングディナーが設けられ、異なる業界の参加者が自由に交流できる機会が提供されました。「通常のイベントとは異なり、非常にインタラクティブで実り多い」との声も多く聞かれ、整然とした講演よりも参加者同士のリアルな対話が評価されました。
今後の展望
Centric Softwareは今後もアジア市場でのブランド体験を向上させるため、PXMを中心としたソリューションを提供していく方針です。また、顧客との知見共有やコミュニケーションも重視し、地域の企業が効果的に競争力を高める支援を進めるとのことです。
結論
シンガポールでのラウンドテーブルは、アジア地域におけるブランド戦略や顧客体験について深い洞察が得られる貴重な機会となりました。参加者は、グローバルブランドとしての在り方と、地域特有のニーズに対する理解を深め、さらなる成長の糧としました。
会社情報
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Centric Software, Inc. - Centric PXM
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