Z世代のお菓子事情が明らかに!「じゃがりこ」が人気の理由とは
最近、Z世代(15〜28歳)をターゲットにしたお菓子に関する意識調査が行われ、その結果が注目を集めています。調査を実施したのは、Z世代向けのマーケティングを手掛ける株式会社「僕と私と」で、全国から3,000人のZ世代が参加しました。なお、本記事では調査結果のハイライトをお伝えします。
認知度No.1は「じゃがりこ」
調査の結果、Z世代の69.9%が知っているお菓子として、カルビーの「じゃがりこ」がトップに立ちました。この結果は、若者の間での「じゃがりこ」の存在感を物語っています。一方で、次に続くのは明治の「きのこの山」と「たけのこの里」、そしてロッテの「コアラのマーチ」やグリコの「ポッキー」となりました。これらのお菓子は、特にチョコスナックとしての人気が高いようです。
「じゃがりこ」がここまでの認知度を誇る理由の一つには、その手軽さと豊富なフレーバーが挙げられます。また、パッケージのデザインやコンセプトも、Z世代の嗜好に合致した要素となっているのかもしれません。
購入意欲と選び方の変化
さらに、Z世代の中で「じゃがりこ」を実際に購入したことがあると答えた人も多く、人気の高さが伺えます。味による嗜好の多様性も感じられ、例えば「カラムーチョ」は好き嫌いが分かれるものの、リピーターも多いとのことです。
調査結果によれば、68.4%のZ世代が学生時代と同じかそれ以上のお菓子を食べていると答えており、79.7%は社会人になっても学生時代に好んで食べていたお菓子を続けているとのこと。このことから、学生と社会人を問わず、お菓子の消費が日常生活に根付いている様子が見受けられます。
社会人化による選び方の変化
興味深いのは、Z世代の60.2%が社会人になったことでお菓子の選び方が変わったと回答している点です。特に「価格やコスパを重視するようになった」との意見が多く寄せられています。こうした選択は、経済的自立を意識し始めた世代ならではの反応とも言えるでしょう。お菓子を選ぶ際、従来の嗜好に加え、予算や価値を気にする姿勢が強まっているのです。
この調査からZ世代の本音が垣間見えますが、今後も彼らの嗜好やライフスタイルは進化していくことでしょう。調査メディア「Zview」では、さらなる詳細が確認できますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
企業情報
「僕と私と株式会社」は、Z世代を中心にしたマーケティングや企画を行っている企業です。特に、Z世代の視点を活かしたクリエイティブ制作やインサイト調査の実施など、最新のトレンドに即した活動を展開しています。また、働き方にも注力しており、リモート制度やサウナ採用など、新しいスタイルを導入しています。
年齢やバックグラウンドを問わず多様なアイデアが生まれる環境を目指し、今後も注目が集まる企業と言えるでしょう。