#個人情報保護 #情報通信法 #サンドボックス制度

革新的技術と個人情報保護の関係を考える研究会の開催

革新的技術と個人情報保護の関係を探る研究会開催

令和7年3月17日、情報通信法学研究会の通信法分科会による第2回の会議が行われます。この会議では、革新的技術の進展と個人情報保護の調和をテーマに、特にイギリスのサンドボックス制度に基づいた議論が展開される予定です。

会議の主な議題

1. 革新的技術の進展と個人情報保護の整合化スキーム
発表者：友岡史仁教授（日本大学法学部）
この議題では、革新性と個人のプライバシー権の保護をどのように両立させるかを考えます。特に、イギリスの情報コミッショナー局（ICO）が行っているサンドボックス制度の実績をもとに、個人情報保護に関する新しいアプローチを探ります。

2. その他の議題
会議の進行に伴い、関連するトピックが取り上げられる可能性もあります。

サンドボックス制度とは？

サンドボックス制度は、革新的技術が進展する中で、個人情報保護の新しい枠組みを試すための実験環境です。これにより、アクセス制御やデータ利用における新たな規則を試しながら、リスクを管理することが可能になります。特にイギリスでは、この制度がどのように運用され、個人情報の保護が図られているかに注目が集まっています。

発表者の経歴

友岡史仁教授は、日本大学法学部の教授として、法律と経済に関する幅広い研究を行っています。多くの著作があり、公益事業の競争法やネットワーク産業の規制に関する研究において、彼の専門的な意見が求められています。

参加方法

この会議はWeb会議の形式で行われるため、参加希望者は事前に登録が必要です。登録は、総務省の公式サイトから行うことができます。参加申し込みの締切は、3月13日（木）12時までです。この期限を超えた申し込みは受け付けられませんので、注意が必要です。また、参加者が多数に及ぶ場合、早期に登録が締め切られることもあります。