絵本『おばけのパッチ』の誕生
愛知県を基盤に活動するクリエイター、いけもとしょう氏が手掛けた絵本『おばけのパッチ』が、2022年10月24日に発売されることが決定しました。この作品は、家族へのメッセージとして「挑戦することの重要性」をテーマに描かれたもので、特に、自身の娘に向けた思いが込められています。いけもと氏は「この本は子どもたちだけでなく、この時代を生きる全ての大人にも読んでほしい」と意気込みを語っています。
スペシャルな出版プロジェクト
『おばけのパッチ』は、単なる絵本に留まらず、世界中で愛される文化を育むことを目指したキャラクターと物語で構成されています。日本国内だけでなく、将来的には海外展開も計画しており、英語版が国際的な学校の監修を受けながら制作されています。これにより、国境を越えて多くの人々に親しんでもらうことが期待されています。
NFTでの新たな試み
いけもと氏は昨年、絵本に登場するキャラクターを基に、全30体のNFTを制作し販売しました。温かみのあるボールペンのイラストは、多くの支持を得てわずか1か月で完売。販売から得た利益は累計138万円を超え、NFTと絵本がシームレスに連携する新しい市場を作り出しました。
これに続き、2022年5月末にはクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を利用して出版資金の募集を開始しました。目標金額である75万円をわずか5日で達成し、最終的に89人の支援を得て、総支援額は840,833円に達しました。この成功は、NFTやメタバースでの活動を通じて築いたコミュニティの力によるものです。
メタバースで拡がる世界
さらに、いけもと氏はブロックチェーン技術を活用したメタバース「The Sandbox」において、『おばけのパッチ』の世界を拡張するプロジェクトにも取り組んでいます。計画では、壮大なおばけの街がメタバース上に構築される予定で、今後この空間がどのように発展していくのか、非常に楽しみです。
物語の概要
物語は、子どもたちが住むおばけの街を舞台に、主役のパッチという名の子おばけがニンゲンと友達になりたいという願いに挑戦する姿を描いています。しかし、パッチは周囲から変わり者扱いされる日々。そんなある日、ニンゲンの子どもであるマユちゃんと出会い、二人の友情がどのように育まれていくのかがストーリーの核心となります。
購入方法
『おばけのパッチ』は、以下のオンライン書店で購入可能です:
書籍情報
- - 書名: 『おばけのパッチ - Patti the Spook』
- - 著者: いけもとしょう
- - 発売会社: みらいパブリッシング
- - 発売日: 2022年10月24日(月)
- - 定価: 1,650円(本体1,500円+税10%)
- - ページ数: 40ページ(A4変型上製)
著者プロファイル
いけもとしょう氏は1992年7月3日生まれ、愛知県一宮市在住の絵本作家。新型コロナウイルスの影響で、映像ディレクターからクリエイターとしての道を模索し、「娘へ贈る作品を創りたい」という思いから『おばけのパッチ』の制作に取り組みました。
STUDIO PATTIについて
いけもと氏が運営するSTUDIO PATTIは、絵本制作をはじめとし、NFT美術館の建設やメタバース空間の制作など、多岐にわたるクリエイティブなプロジェクトを手掛けています。公式サイトでは、今後の活動や新作情報をお楽しみいただけます。
STUDIO PATTI公式サイト