Shirofune、IABオーストラリアに正式加入
株式会社Shirofuneは、世界的な広告業界団体「インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー」(IAB)のオーストラリア組織に正式メンバーとして加入しました。この加入は、同社の北米拠点の子会社、Shirofune Inc.を通じて実現されたものであり、日本発のテクノロジープロバイダーとしても初の快挙です。
進出の背景
Shirofuneは、2023年2月から北米市場に進出した後、数多くの企業に導入され、2024年には現地法人を設立する予定です。さらにオーストラリアの広告代理店からも活用が進み、2024年6月にはオーストラリア市場への進出を果たしました。これにより、デジタル広告業界の発展に寄与する新たな活動が期待されています。
IABオーストラリアの役割
IABオーストラリアは、地域のデジタル広告実践を進化させるための中心的な役割を担っています。Shirofuneの加入により、自動化の専門知識を活かして業界全体の革新を促進し、新しい基準を設定することが期待されています。IABオーストラリアからのコメントでも、シロフネの持つ技術が広告の運用に新たな視点をもたらすことへの期待が表明されています。
CEOのコメント
Shirofune Inc.のCEO、菊池満長氏は、「IABオーストラリアのメンバーとして、デジタル広告の革新を共同で推進できることを光栄に思います」と語っています。彼は、自動化によって広告運用の効率性を高め、広告主が重要な戦略に集中できるようにすることが、同社の目指すポイントだと述べています。
Shirofuneの特徴
「Shirofune」は、広告運用を自動化するツールであり、ユーザーが簡単に広告出稿から最適化までを行うことができるワンストップサービスを提供しています。AIを活用した広告クリエイティブの分析や、顧客のLTVを基盤とした運用が可能で、より高度な広告運用を実現するための機能も備えています。現在、13,000以上のアカウントがこのツールを通じて運用されており、さまざまな企業から高い評価を受けています。
今後の展望
Shirofuneは、2024年内にもIABの本体への正式加入を予定しており、デジタル広告の未来に向けた更なる進展が期待されています。新しい環境への適応や、広告業界全体の効率性を向上させるための取り組みが、今後どのように発展していくのか注目が集まります。
会社概要
- - 代表者: 菊池満長
- - 事業内容: 広告運用自動化ツール「Shirofune」の開発・提供
- - 設立: 2014年10月
- - 所在地: 東京都中央区日本橋本町1-8-13 日本橋滄浪閣ビル4F東
- - URL: Shirofune公式サイト