環境への配慮が進む羽田空港の取り組み
日本空港ビルデング株式会社は、持続可能な社会を実現を目指し、2023年12月17日より羽田空港第1・第2ターミナルで新型ベビーカーの導入を行うと発表しました。この新しいベビーカーは、リサイクルされたペットボトルキャップを素材の一部に利用しており、環境への配慮がなされています。
新たに導入されるスーパーメイト社製のベビーカーには、手押し部分のハンドルにSIAA認証に基づく抗ウイルス・抗菌仕様の樹脂が使用されています。航行する多くの利用者や、その中でも特にお子様連れのお客様にとって、安心で快適な体験を提供することが意図されています。
実際、このベビーカーの先行導入は今年の3月に行われた羽田空港第3ターミナルで始まり、好評を博していました。約670台のベビーカーが第1・第2ターミナルに設置される予定で、親子共に快適な移動をサポートします。
羽田空港では、お子様の年齢に応じたさまざまなタイプのベビーカーを用意しています。対面型のスーパーメイト社製および背面型のコンビウィズ社製の2種類が揃っており、親が常にお子様の様子を確認できる設計が魅力です。
また、日本空港ビルグループでは、「限りある資源の有効活用」を経営の重要課題として掲げ、環境負荷の低減に力を入れています。具体的には、空港内でのペットボトル及びボトルキャップの回収の強化を行い、リサイクル材の利用を進めています。更新されたベビーカーの中で不要になった部分は、鉄素材などをリサイクルすることで、廃棄物の削減と資源循環を実現しています。
この取り組みは、利用者にとっての大きなメリットであるだけでなく、未来の環境保護にも貢献するものあり、幅広い支持を得ることが期待されています。
羽田空港を利用する際には、是非この環境に優しいベビーカーをお気軽にご利用ください。日常の便利さを支えつつ、持続可能なライフスタイルへの一歩を踏み出すことができます。皆さまのご利用を心よりお待ちしております。