企業向けサイバーセキュリティの新たな一歩
SonicWall(ソニックウォール・ジャパン株式会社)は、最新のサイバーセキュリティ対策を提供するセキュアエッジ株式会社との連携を発表しました。両社の協力により、企業の安全なデジタル環境の実現へ向けた新たなサービス「セキュアエッジSOC99」の提供が開始されます。このサービスは、特に中小企業に向けた効果的なセキュリティ対策を実現することを目的としています。
セキュアエッジSOC99とは?
「セキュアエッジSOC99」は、IPA(情報処理推進機構)によって認定されたセキュリティサービスです。真剣に企業のサイバーセキュリティを考慮し、特にUTM(統合脅威管理)とエンドポイントの監視を包括的にサポートします。このシステムにより、企業は複雑化する最新のサイバー攻撃から迅速に防御することが可能となります。
SonicWallが提供するTZシリーズおよびNSaシリーズは、中小企業向けのUTMとして非常に高い評価を受けており、各企業のニーズに応じて最適なサービスを提供します。これにより、クライアントが求めるセキュリティ環境がより実効的に整うことが期待されています。
SOCによる監視と分析の強化
「セキュアエッジSOC99」の一環として提供されるSOC(セキュリティオペレーションセンター)能力により、SonicWallのUTMとエンドポイントの監視情報を相関分析することが可能になります。このプロセスによって、複雑化するサイバー攻撃の防御力が一層強化され、実践的なセキュリティ対策が完備されます。
このサービスには、50台から300台までの端末に対応した多様なUTM機種が用意されており、企業のニーズに合わせて選択できます。また、導入支援やソフトウェアのバージョンアップも提供され、顧客のIT資産を万全に保護します。
両社の考えを聞く
両社の代表者は新たな提携について喜びのコメントを寄せています。SonicWallの北川社長は、自社のUTM技術がセキュアエッジのサイバーセキュリティサービスに採用されたことに光栄を感じていると述べました。彼は、SMB(中小企業)が直面する脅威の多い環境において、安心して業務を遂行できるよう、安全でスマートなソリューションの提供に取り組む意向を示しました。
一方、セキュアエッジの西島社長は、信頼性のあるSonicWall製品を組み込むことで、実効性の高いサイバー対策を提供し、企業の安全性向上に寄与できると強調しました。両社の連携により、ますます強固なセキュリティ体制が築かれることでしょう。
SonicWall & セキュアエッジの未来
SonicWallは、セキュアエッジとの協力を深化させることで、中小企業のセキュリティ運用を効率化し、負担を軽減することに努めています。さらに、企業が安全にインターネットを利用できるように、常に進化し続けるサイバーセキュリティの提供に注力します。両社の協力が生む新たなセキュリティ環境により、信頼できるオンライン体験が企業にもたらされることを期待しています。
日本の企業が直面するサイバー攻撃の脅威を軽減するため、SonicWallとセキュアエッジの共同した取り組みに注目です。今後のセキュリティ市場において、両社の活躍が大いに期待されます。