クラウド電話サービス「トビラフォン Cloud」が新機能AI自動ラベリングを追加

新機能「AI自動ラベリング」で業務効率を向上

トビラシステムズ株式会社が提供するクラウド電話サービス「トビラフォン Cloud」が新たに「AI自動ラベリング」機能を搭載した。この機能は、通話内容をAIが自動で判定・分類し、業務の負担を軽減することを目的としている。

AI自動ラベリング機能の概要

従来の「トビラフォン Cloud」では、通話履歴へのラベル付与は手動で行っていた。しかし、新機能では音声をテキスト化し、それをAIが解析することで、自動的に適切なラベルを通話履歴に付与する。この過程によって、手動作業の負担が軽減され、業務がスムーズに進行する。

さらに、特定のラベルが検出された際には、ユーザーに対しアラートメールが送信される仕組みも導入されている。これにより、カスハラやクレームなどのトラブルが発生した場合にも、迅速に対応が可能だ。

主要な特徴

1. 通話内容の瞬時把握

AIが選定したラベルにより、通話内容の概要を迅速に把握できる。これにより、管理者は確認にかかる時間を大幅に削減できるため、全体の業務効率が向上する。

2. 自動メール通知機能でトラブルを早期発見

特定のラベルが検出された場合には、自動的にユーザーへアラートメールが配信される。商談やカスハラ関連の重要な通話も見逃すことなく、早急に対応することができる。

3. 分類精度の向上

ラベルの定義づけを細かく設定することで、AIが独自に提案し、より高精度な分類が可能となる。これにより、通話履歴の管理が一段とスムーズになるだろう。

クラウド型ビジネスフォンの利便性

「トビラフォン Cloud」は、設置や工事が不要なため、手軽に導入できる。スマホやPC、IP電話機など、様々なデバイスに対応しており、働き方に合った電環境を実現できる点も大きな特徴だ。

また、通話録音やIVR（自動音声応答）機能も標準で搭載されており、SalesforceやHubSpot、kintoneなどとの連携も可能で、業務の効率化を図れる。AIによる通話の要約機能もあり、通話内容を手短に把握することができる。

トビラシステムズ株式会社では、テクノロジーを駆使して、特殊詐欺やフィッシング詐欺を含む社会問題の解決に取り組んでおり、これに関連するサービスも展開している。今後の「トビラフォン Cloud」の進化に期待が高まる。