リアルタイムテキスト表示
2024-12-19 10:07:58

ハイラブルが教育現場を変える!リアルタイムテキスト表示機能の魅力

ハイラブルが教育現場を変革する新機能



教育や研修現場において、ディスカッションの進行や参加者のフォローは常に大きな課題となっています。そこで、ハイラブル株式会社が2024年12月に発表した新機能『話者識別リアルタイムテキスト表示』が注目を集めています。これにより、参加者の発言内容を瞬時に把握し、効果的なフィードバックを実現することが可能になります。

リアルタイムで発言を可視化する強力なツール



この機能は、対面のグループワーク中に「誰が」「いつ」「何を話したか」をリアルタイムで表示します。具体的には、発言を文字に起こし一覧として見える化することで、教師や講師は全体の進行状況を一目で把握しやすくなります。これにより、会話が停滞しているグループや追加のサポートが必要な状況を素早く見つけられるのです。

議論を深めるための介入をサポート



この新機能は、単なる発言の可視化に留まりません。リアルタイムで内容を確認することで、教師は議論を深めるための適切な問いかけを行いやすくなります。特定の生徒が発言をためらっている際には、「○○さんの意見を聞いてみたい」といった具合に介入することで、議論の多様性を引き出すことができます。

学びの質を向上させる期待効果



この機能の導入による効果は期待以上です。例えば、全員が対話に参加できる環境を整えるために、教師による意見の調整が簡単に行えるようになります。発言が偏りがちな場合には、他の生徒にも意見を求めることで、グループ内の議論が活性化され、質の向上につながります。

加えて、議論が特定の方向に偏った場合には、システムの記録をもとに「他のグループのアプローチを考えてみよう」といった提案も可能です。これによって、参加者はより多角的な視点で議論を進めることができ、深い学びへとつながります。

開発の背景とニーズ



ハイラブルは、教育現場において同時に複数のグループが議論を行っている際、教師や講師が全体の状況を的確に把握することの難しさに着目しました。特に、発言が少ない参加者や議論が偏っている状況では、それを見逃さずに対応するのが難しいという問題がありました。これを解決するために、ハイラブルは株式会社フォーカスシステムズと共同研究を行い、全グループの発話状況をリアルタイムで可視化する機能を開発。これが『話者識別リアルタイムテキスト表示』の基盤となっています。

将来の展望



ハイラブルは今後、児童や生徒一人ひとりの発話状況に応じて自動的にアドバイスを表示する機能を開発することを目指しています。これにより、教師の負担を軽減し、グループワーク参加者の学びの質を高める取り組みを進めていきます。

会社概要



  • - 代表者: 水本 武志 (代表取締役CEO)
  • - 設立: 2016年11月21日
  • - 所在地: 東京都豊島区南大塚二丁目26番12号 鈴音ビル2階 203号室
  • - 事業内容: 対面及びオンラインコミュニケーションの可視化サービスの運営と研究開発を行っています。

教育や研修における新たな可能性を広げる『話者識別リアルタイムテキスト表示』機能は、今後の学びの場を大きく変えることでしょう。引き続き、ハイラブル株式会社の活動に注目していきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
ハイラブル株式会社
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。