エースラゲージ株式会社の新たなる挑戦 - オリジナルブランドとダンボール製品の展開

エースラゲージ株式会社、新たな未来を切り開く挑戦

1960年に創業したエースラゲージ株式会社は、OEM（相手先ブランド名製造）の強みを活かし、これまで数多くの企業のバッグやラゲージを手掛けてきました。このたび、同社は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて進化の第一歩を踏み出しました。代表取締役社長として就任した加来剛氏のもと、企業は新たな方向性を打ち出しています。

第二創業の背景

新型コロナウイルスのパンデミックは、世界の旅行産業に大きな打撃を与えました。エースラゲージも当然ながら影響を受けた中で、加来社長は新規事業への挑戦を決断しました。特に、オリジナルブランドと強化ダンボール製品の製造・販売に力を入れ、企業としての柔軟性を高め、社員のモチベーションを向上させる方針が示されています。

新たなオリジナルブランド『yezoLABO』と『y43』

エースラゲージは最近、初のオリジナルブランド「yezoLABO」および「y43」を立ち上げました。これらのブランドでは、企画から販売に至るまで、すべての工程を国内で行います。特に地元の北海道の素材や、廃棄物として出る端材を利用したサステナブルな製品を提供することに誇りを持っています。メード・イン・ジャパンの高品質な製品を通じて、消費者に新たな価値を提供することを目指しています。

環境に優しい強化ダンボール製品

新たな試みとして、エースラゲージは強化ダンボール製品の製造にも着手しています。このダンボールは、木材の使用量削減に貢献し、リサイクルも可能な環境に優しい素材です。軽量でありながら丈夫な特性を活かし、店舗の什器などに利用されることが期待されています。これにより、環境負荷の軽減にも貢献します。

ぜんこくオンライン販売の開始

さらに、オンラインストア「ACE LUGGAGE」を開設し、自社のオリジナルブランドや強化ダンボール製品を消費者に直接届けることができるプラットフォームを整備しました。お客様は自宅に居ながらにして、国内生産の質の高い製品を手に入れることができるようになります。この新店舗の開設により、エースラゲージの魅力をより多くの人々に伝えることができるでしょう。