大前光市、ラスベガス進出
2018-03-05 21:09:18
義足のダンサー大前光市、初のラスベガス舞台に挑戦!
大前光市、ラスベガスの舞台に登場
義足のダンサーとして知られる大前光市が、リオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式や「第68回NHK紅白歌合戦」での活躍を経て、ラスベガスの舞台に初めて立ちました。彼のパフォーマンスは、観客を魅了し、感動を呼び起こしました。
期待の舞台、ラスベガスでの挑戦
MGM GRAND LAS VEGASからの招待を受けて、大前光市は新たな挑戦に挑みました。ショーの終盤には、メインキャラクターPJの影を表現する独自のスタイルでパフォーマンスを披露。観客の心を掴むと同時に、JABBAWOCKEEZに引けを取らない存在感を発揮しました。
大前のダンスは、電飾が施された義足を身に着けたソロパートが印象的で、観客からの大きな拍手を受けました。その後、JABBAWOCKEEZのメンバーとの共演でフィナーレを迎え、彼の才能の高さを証明しました。
感動的なパフォーマンスとコメント
パフォーマンス後、大前光市は「この日は大きな一歩だったと思う。お客様の温かい拍手に心を打たれ、アメリカの人々に受け入れられたと感じた」と語りました。また、ダンスの中での音楽の共有や、個性の大切さについても再認識したようです。彼にとって、ラスベガスは人間味あふれる街で努力が認められる場所であると強調しました。
一方、JABBAWOCKEEZの主要メンバーであるKevinさんは、「光市とのコラボは素晴らしいショーができた証拠だ」と大前のエネルギーを絶賛しました。共に舞台に立ったことは、JABBAWOCKEEZにとっても新たな学びとなったようです。
大前光市のプロフィールと経歴
大前光市は1979年に岐阜県下呂市で生まれ、大阪芸術大学でクラシックバレエを学びました。プロダンサーとしての道が始まった24歳の時に交通事故に遭い、左膝下を切断しましたが、決して諦めずに多様な動き方を学ぶことで独自のスタイルを築き上げました。
受賞歴には、東京なかの国際ダンスコンペティションや全日本洋舞協会合同公演など、数々の栄誉があり、リオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式にも出演しました。彼の活動は障がい者スポーツやアートの発展にも繋がっており、一般社団法人障がい者スポーツ・アート・ミュージック振興協会(HANSAM)もその一翼を担っています。
HANSAMの活動
HANSAMは、障がい者や病気を抱える方々が直面する困難に対して、希望を持ち続けられるようサポートする団体です。才能を発掘し、共に生きる社会の実現を目指しています。
大前光市の今後の活躍に期待が寄せられる中、彼の挑戦は新たな道を切り開く一歩となるでしょう。ラスベガスでの成功を機に、さらなる舞台へと進む彼の姿が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 障がい者スポーツ・アート・ミュージック振興協会
- 住所
- 福岡県福岡市中央区大手門2丁目3番5号
- 電話番号
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