安心お出かけ法
2014-04-25 10:00:04

犬と猫のための安心お出かけ法と病気ケガ対策

増えるペットとのお出かけとそのリスク



近年、ペットを家族として大切にするオーナーが増えています。旅行やお出かけに愛犬や愛猫を連れて行く機会も多くなってきましたが、外出中には病気やケガのリスクが潜んでいます。特に、暑い季節には熱中症や事故が多くなるため、飼い主は事前に対策を講じることが大切です。

外出中のトラブル発生


PS保険のデータによると、例年5月頃から熱中症による通院が増加しています。この時期に気を付けるべきは、熱中症、異物誤飲、交通事故、そして車内事故です。特に熱中症は、命に関わることが多いため、注意が必要です。

獣看護師からのアドバイス


ペットメディカルサポートの獣看護師、久保田健允氏は、次のようにアドバイスをしています。「ちょっとした外出でも、こまめに水分を補給し、休憩を取ることが重要です。また、車内の温度管理には特に気を付けましょう」とのことです。風に当たるだけでも体温が上がるペットを守るためには、飼い主の細やかな配慮が不可欠です。

さらに、誤飲のリスクも高く、特にとうもろこしの芯や焼きものの串は要注意です。ゴミはしっかり片付け、誤ったタイミングで愛犬や愛猫が飲み込まないよう気を付けましょう。

事故防止のためのヒント


交通事故や車内事故の防止には、リードやケージを正しく使用することが大切です。特に車内では、飼い主がしっかりとペットを管理することでリスクを減らすことができます。また、万が一の事態に備えて、事前にお出かけ先の動物病院をリサーチしておくことをお勧めします。PS保険では、全国の動物病院での診療費が補償対象とされており、万が一の場合でも安心です。

お出かけと留守番


ゴールデンウィークを含む長期休暇中、多くの飼い主がペットを同伴して旅行を計画しています。調査によれば、77%の方がペットと一緒に泊まれる宿泊施設を選んでいるようです。しかし、ペットを留守番させる方も少なくなく、日帰りでは21%、宿泊の場合では6%という数値が示されています。留守番をさせる際は、特に注意が必要です。犬は食事や水、トイレを一緒にサークル内に入れることをお勧めし、猫の場合は誤飲リスクの高いものを片付けることが重要です。

熱中症と保険金請求


熱中症による保険金請求は5月から徐々に増え始め、ピークは7月から8月にかけてとされています。この時期には残念ながら、熱中症が原因で亡くなってしまったペットもいます。飼い主は、室内や車の中でも日差しが直接当たらないように配慮しなければなりません。

Q&Aによる対策法


ここで、ペットオーナーからよく寄せられる質問とその解答をご紹介します。

Q: エアコンをかけていたのに犬が熱中症になったが、これはどうして?
A: 犬は汗をかけないため、体内に熱がこもりやすい動物です。特に、短頭種や呼吸器に問題のある犬はリスクが高く、エアコンを使っていても注意が必要です。

Q: 外出先で嘔吐や下痢が発生した場合、どうするべきか?
A: 症状が続く場合は水分を少しずつ与え、食事は控えましょう。意識がもうろうとしている場合は、すぐに動物病院へ連絡してください。

Q: 車の中で騒ぐ犬をどうにかして眠らせるには?
A: ペットが安心できる環境を作るために、コンパクトなケージを用意し、覆いをして静かに待ってみるのが効果的です。

結論


お出かけの際は、犬や猫を守るために細心の注意を払いましょう。動物病院の情報を把握することや、事故防止のための準備を整えることが大切です。安心して旅行ができるよう、飼い主がリードしていきましょう。

会社情報

会社名
ペットメディカルサポート株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-27-15
電話番号

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