業界初の連携機能が実現!経費BANKとLINE WORKSの協業
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社は、同社が提供するクラウド型経費精算システム「経費BANK」に、企業向けビジネスチャットツール「LINE WORKS」との新しい連携機能オプションを追加することを発表しました。この連携により、経費申請や承認がこれまで以上に効率的に行えることが期待されています。
経費精算の新しい形
この連携は、経費精算業務のワークフローを大幅に改善するものです。LINE WORKSでは、多彩な機能が備わっており、40万人以上の企業が導入しています。このサービスを利用することで、経費銀行で処理された内容についての通知が、従来のメールだけではなく、LINE WORKS上でもリアルタイムで受け取ることが可能になります。
利用者は、受信した通知を通じて、提出された領収書の確認や承認処理をその場で行えるため、従来のメール確認作業による見落としを避けられ、経費精算がスムーズに進行します。この機能により、企業は経理業務の迅速化を図ることができるのです。
機能拡充の計画
新機能は2段階にわけて実装される計画です。第1段階として、2025年4月より通知機能、添付ファイルの確認機能、承認機能が提供されます。続く第2段階では、2025年9月以降に経費申請機能の追加と、未承認通知の一覧表示機能が実装される予定です。
このように、段階的に機能拡充されることで、利用者のニーズに応じたカスタマイズも可能となります。これは、経理業務を一層スムーズにするための重要なステップです。
ユーザーからの期待
この新しい連携に対し、LINE WORKS株式会社の社長、島岡岳史氏は非常に期待を寄せています。この連携により、経費精算状況をリアルタイムで把握できるようになり、業務の効率も飛躍的に向上すると述べています。さらに、経費申請機能がLINE WORKS上から直接行えるようになることは、ユーザーにとって大変魅力的な進化だと言えます。
経費BANKとは
「経費BANK」は、スマートフォンやタブレット端末を利用して、場所を選ばず経費の申請や承認ができるクラウド型経費精算システムです。また、取引先への支払い依頼や会計仕訳データの作成機能など、経理業務の効率化を実現するための多様な機能を備えています。さらに、電子帳簿保存法に準拠した形式での電子保存もできるため、法令に則った業務が可能です。
結論
今後もSBIビジネス・ソリューションズ株式会社は、バックオフィス業務のデジタル化を推進し、企業の経理業務の効率化を図る取り組みを続けていきます。この経費BANKとLINE WORKSとの連携は、その第一歩となることでしょう。業務の改善を求める企業にとって、見逃せないニュースと言えます。