「みんなのよみきかせ絵本大賞」初開催
2023年9月5日、日本コープ共済生活協同組合連合会とそのパートナーたちが、新たな絵本賞「みんなのよみきかせ絵本大賞」の実施を発表しました。この賞は、子どもたちが楽しむことができる絵本を選出し、子どもたちにその魅力を届けることを目的としています。
絵本の魅力を再発見するチャンス
「みんなのよみきかせ絵本大賞」は、主に2つの部門からなるユニークなコンセプトを持っています。1つは「園児さんと先生でえらぶ!よみきかせ絵本部門」、もう1つは「絵本大好きさんがえらぶ!よみきかせ絵本部門」です。これにより、未就学児童向けの作品に対して幅広い票を得ることができます。
「園児さんと先生でえらぶ!」の部門では、全国の保育施設から募ったエントリーが対象となり、参加施設には新刊絵本から選んだ20冊が配布されます。そして、実際に各施設でよみきかせを行い、最も人気のある1冊に投票を行います。この方式により、園児たちと先生たちが共に本を楽しむことができ、選ばれた本は大賞として特別に表彰されます。
二部門での選考プロセス
一方、「絵本大好きさんがえらぶ!」部門は、すでに出版・販売された絵本を対象とし、特に人気のある作品を投票によって選びます。こちらは絵本のファンが選ぶ大賞として、多くの皆さんの熱意が反映される形です。いずれの部門でも、投票数によって大賞が決定し、みんなで選んだ絵本の価値を高める取り組みとなります。
2025年10月には東京で表彰式を行い、11月から12月にかけて全国各地で受賞絵本のよみきかせイベントが開催される予定です。このプロジェクトを通じて、絵本に対する関心や愛情がさらに深まることが期待されています。
参加方法と詳細情報
参加を希望する保育施設は、公式サイトでエントリー募集を行っており、両部門ともに具体的な申込方法が案内されています。特に「園児さんと先生でえらぶ!」部門の選考は、子どもたちが実際に本を手に取り、読んでみる貴重な体験ができる点で、大変意義深いものとなるでしょう。
詳細な情報やエントリーについては、
こちらの公式サイトをご覧ください。
この大賞が、子どもたちにとって絵本の新しい楽しみとなり、未来の読者を育む一助となることを願っています。