博多の新たな食文化の拠点、田島屋味噌
福岡市博多区店屋町で2025年10月1日、伝統の味噌を使ったラーメンとともつ鍋専門店『田島屋味噌』がオープンします。この新業態店舗は、1927年に創業した醸造元「田島屋味噌」の理念を受け継ぎ、熟成味噌をふんだんに使用した魅力あるメニューを提供します。ここでは、厨房から漂う香ばしい味噌の香りとともに、温かさと物語を感じる食文化体験が待っています。
創業の地への回帰
『田島屋味噌』が使用する味噌は、創業当初から地域で親しまれてきました。博多の下市小路で誕生したこのブランドは、長い歴史を持ち、家庭用味噌として多くの家庭に愛されています。今回の新店舗は、その原点である博多に帰り、地域との絆を再構築することを目指しています。この取り組みは、飲食業の参入が地域価値向上に寄与し、ブランド展開を図る戦略の一部でもあります。
店舗コンセプトとこだわり
『田島屋味噌』では、蔵直送の熟成味噌を使用したスープ、タレ、鍋出汁すべてが特長です。新たな旨味を引き出すために、「辛味」や「痺れ」を味のアクセントとして融合させ、他にはない新しい味わいを追求しています。「昼は味噌ラーメン、夜は味噌もつ鍋」といった二業態の融合設計によって、昼と夜で異なる楽しみ方ができます。夜の食事を楽しむお客様には、ラーメンまたは雑炊をお選びいただけるよう、シメの導線も設計されています。
店の独自性を持つ体験
『田島屋味噌』では、創業当時の看板を再現し、店舗内には当時の写真パネルが展示されています。このような演出により、訪れるお客様は五感で創業当時の雰囲気を体験することができます。この一体感が、単なる飲食店ではなく、地域の文化を体現する場を提供しています。
自慢のメニューの紹介
1.
シビカラ味噌ラーメン(1,100円税込)
花椒と唐辛子を使い、刺激のあるアクセントが特徴です。
2.
濃厚味噌ラーメン(1,000円税込)
濃厚な動物系スープとニンニクのバランスが絶妙な一品です。
3.
シビカラ味噌もつ鍋(1人前 1,850円税込)
熟成味噌に痺れと辛味を融合させた、独自の味噌料理です。
店舗情報
名称: 田島屋味噌(ラーメン・もつ鍋専門店)
所在地: 福岡県福岡市博多区店屋町 3-34 TENYAビル 1F
アクセス: 地下鉄箱崎線 呉服町駅 徒歩6分
地下鉄空港線 中洲川端駅 徒歩7分
地下鉄空港線 祇園町駅 徒歩7分
地下鉄七隈線 櫛田神社前駅 徒歩8分
営業時間: 昼 11:30 ~ 14:00(L.O.13:45)/ 夜 18:00 ~ 22:30(L.O.22:00)
定休日: 日曜日・祝日
席数: 約20席(カウンター・テーブル席)
連絡先: 090-9146-5229
開業日: 2025年10月1日
『田島屋味噌』は、博多の伝統を受け継ぎつつ、新しい食文化の拠点を目指す場所。皆様のご来店を心よりお待ちしております。