地球規模の問題に挑む新著『プラネタリア』刊行のお知らせ

地域と宇宙を繋ぐ新たな思想「プラネタリア」の誕生

株式会社スペースデータの代表、佐藤航陽氏と同社のアドバイザーである渡邉賢一氏が共著した書籍『プラネタリア』が、2025年12月24日に幻夏舎より刊行されることが決まりました。本書では、現代人類が直面している様々な地球規模の課題に対し、宇宙からの視点を取り入れながら新たなアイデアを提示しています。

新たな思想「プラネタリア」とは？

「プラネタリア」という言葉は、人間、社会、テクノロジー、文化などを宇宙的視点で捉え直し、文明を物語の力で再設計するという新しい思想を指しています。本書では、国の枠を超え、星の時代にある人類が新たな時代に適応し、未来をどのように創造していくのかを描いています。人類の未来を宇宙の視点から考えることで、読者は今後の行動や思考のヒントを得ることができるでしょう。

著者の背景

佐藤航陽（さとう・かつあき）

1986年に福島県で生まれた佐藤氏は、大学在学中に起業し、ビッグデータ解析やオンライン決済事業を展開しました。2015年には20代で東京証券取引所マザーズに上場を果たし、2017年には宇宙開発を目指して株式会社スペースデータを創設しました。宇宙開発に関するプロジェクトを手掛けつつ、宇宙社会の実現を目指しています。2016年にはForbesの「30 Under 30 Asia」に選出されるなど、その活動は高く評価されています。

渡邉賢一（わたなべ・けんいち）

渡邉氏は、ナラティビスト・価値デザイナーとして知られ、株式会社XPJPの代表や、一般社団法人Space SAGAの代表理事など多岐にわたる役職を持っています。国と民間の連携を通じて、文化や地域、宇宙に関するプロジェクトを推進し、価値創造に取り組んでいます。彼の視点も「プラネタリア」に深く反映されています。

スペースデータの事業内容

株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会」を目指しています。宇宙とAI技術の融合を通じて、世界が直面する課題を解決するための新しい産業や社会基盤を築くことを目指しています。デジタルツイン技術を駆使して、地球環境や宇宙環境をリアルに再現し、都市開発から防災、安全保障に至るまで、多岐にわたる未来の可能性を探っています。

本書『プラネタリア』は、そのような新たな視点での思考を促進し、宇宙視点から地球の未来を描こうとする試みです。出版日に向けて、期待が高まります。ぜひ書店で手に取ってみてください。