相続税、2015年から始まる新たな課税対象エリアとは?首都圏の駅周辺を徹底解説
2015年以降、相続税が適用される首都圏の駅周辺
2015年の相続税改正後、首都圏の一軒家において、これまで相続税の対象外だった地域にも課税されるケースが出てきました。
税理士法人レガシィの試算によると、路線価125千円を超える地域が、特に2次相続において相続税の対象となる可能性が高いことが判明しています。
同法人は、過去に3800件以上の相続税申告実績を持つ専門家で、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のデータに基づいて分析を行いました。その結果、以下の駅周辺が、相続税の新たな課税対象となる可能性が高いと結論付けています。
新たに相続税がかかる可能性のある駅周辺(路線価:単位千円)
北高崎線 宮原駅周辺: 160千円
東京葉線 蘇我駅周辺: 135千円
南横須賀駅周辺: 140千円
西高尾駅周辺: 160千円
これらの地域では、一戸建ての土地面積や金融資産、債務などを考慮すると、2015年以降の相続において相続税が課税されるケースが増加すると予想されます。
相続税の対象となる基準
相続税の課税対象となるかどうかは、路線価だけでなく、土地面積、建物の評価額、金融資産、負債などを総合的に考慮して判断されます。
路線価125千円を超える地域であっても、必ずしも相続税がかかるとは限りませんし、逆に、路線価が125千円未満の地域でも、資産状況によっては相続税がかかる可能性があります。
税理士法人レガシィについて
税理士法人レガシィは、相続に特化した税理士法人として50年以上の歴史を誇り、相続税申告の実績は3800件を超えます。相談件数も14000件を超え、業界でも圧倒的な実績を誇ります。
代表の天野隆氏は公認会計士・税理士であり、慶應義塾大学経済学部卒業後、アーサー・アンダーセン会計事務所を経て、1988年に事務所を開設。2008年に税理士法人レガシィに改称しました。
同社は、相続に関する多数の著書を出版し、数多くのメディアにも取材協力するなど、高い専門性と社会的な認知度を有しています。
相続対策の重要性
相続税の課税対象となるかどうかは、個々の状況によって大きく異なります。
今回の試算はあくまでも参考として、自身の資産状況を正確に把握し、専門家に相談して適切な相続対策を行うことが重要です。
早めの準備が、相続における不安やトラブルを軽減することに繋がるでしょう。
今後の見通し
相続税の改正や不動産市場の動向など、様々な要因によって、相続税の課税状況は今後変化していく可能性があります。
常に最新の情報を収集し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることが重要です。
本記事の情報は税理士法人レガシィのデータに基づいて作成されており、専門家の助言を必要とする内容を含んでいます。相続に関する具体的な相談は、税理士などの専門家にご相談ください。
会社情報
- 会社名
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税理士法人レガシィ
- 住所
- 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲八重洲セントラルタワー
- 電話番号
-
03-3214-1717