冷蔵庫の購入動機
2025-04-09 15:48:47

冷蔵庫の機能に対する消費者の期待と購入動機を調査

冷蔵庫の機能に対する消費者の期待と購入動機を調査



2025年3月1日から7日の間に、マイボイスコム株式会社が実施した冷蔵庫に関する調査が注目を集めています。今回の調査では、冷蔵庫の所有状況や選定時に重視する機能、特にAIやスマートフォンとの連携機能に対する消費者の期待について明らかにされました。

調査の概要


調査の対象は9104名のMyVoiceのアンケートモニターで、インターネットを通じて行われました。結果は冷蔵庫の所有タイプや購入時の参考情報、買い替えの理由、選定の際に重視される機能など多岐にわたります。

所有する冷蔵庫のタイプ


調査によると、冷蔵庫所有者の38.3%が「ドアが4〜5個」の冷蔵庫を使用しているのに対し、23.9%は「ドアが3個」のモデルを選んでいます。特にドアが2個の冷蔵庫は若年層に多い傾向があります。

購入時の参考情報


冷蔵庫購入者が参考にした情報源については、46.6%が「店頭の商品や商品情報」、37.4%が「店員の説明」と答えています。これらの情報は、男性の若年層や女性の10代、20代において低い傾向が見られ、高年代層では高い結果が示されています。また、アイリスオーヤマやハイアール製の冷蔵庫利用者では、オンラインショップの情報が特に重視されることが分かりました。

冷蔵庫買い替えの理由


冷蔵庫を買い替えた理由を尋ねたところ、42.2%が「故障や不具合の発生」と回答。これに続き、約20%が「長期間使用による経年劣化」や「冷却性能の低下」を挙げています。

選定時に重視する機能・特徴


冷蔵庫選びで最も重要視されているのは64.7%が選んだ「省エネ(節電)」です。その他「使い勝手」49.2%や「冷蔵室の容量」「幅」「冷凍室の容量」「食品の鮮度維持機能」が30%台で続きます。特にパナソニックや日立の冷蔵庫利用者は、他ブランドよりも省エネへの意識が高いことが示されました。

AIやスマホとの連携機能に関する期待


興味深い点として、冷蔵庫のAIやスマートフォンとの連携機能の利用希望に関しては、「AIが感知・予測による自動省エネ運転」が22.9%、また「温度センサーや扉開閉を感知し、冷蔵庫内温度を最適化」が19.7%と、いずれも2割前後の支持を得ています。このことから、消費者は冷蔵庫のスマート化を強く望んでいることが分かります。

所有者の声


調査では冷蔵庫の選定理由に対する具体的なコメントも収集されました。
  • - パナソニック: コンプレッサーの設置位置が使いやすいため。
  • - 日立: 大きさを調整できる棚や実家の冷蔵庫の耐久性から。
  • - 東芝: 野菜室の位置が使いやすく、サイズが台所に合ったため。

これらの意見は、選定に影響を与える要素を如実に表しています。

失敗を防ぐためにも消費者は、購入にあたって多角的な情報収集を行っていることが分かりました。冷蔵庫の機能進化が求められる中、企業は消費者の期待に応えるべく努力を重ねる必要があるでしょう。

調査結果の詳細については、こちらを参照してください。


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会社情報

会社名
マイボイスコム株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町3-17-11エイハビル5F
電話番号
03-5217-1911

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