2022年7月7日と8日の二日間、尼崎市のベイコム総合体育館にて「あまがさき産業フェア2022」が開催されます。このイベントは、地域の中小企業の高い技術力を紹介し、新たなビジネスチャンスを生み出すことを目的とした展示会です。毎年行われているこのフェアは、参加企業同士の交流や取引拡大を促進する貴重な機会となっています。
フェアの目的と開催概要
「あまがさき産業フェア」は、尼崎市内外の企業が参加し、地域全体の産業の発展を考えたイベントです。今年のキャッチフレーズは「会いたくなる技術がいっぱい尼崎!」。このイベントでは、最新の技術や製品が展示され、多くの来場者に新しいビジネスの可能性を示す場となります。
開催概要
- - 日時:2022年7月7日 10:00~17:00、8日 10:00~16:00
- - 場所:ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)
- - 主催:尼崎産業フェア実行委員会
参加企業には、尼崎市内の企業が41社含まれており、金属加工業を中心に多様な業種からの出展があります。
出展企業の紹介
今年のフェアには129社が出展予定で、特に尼崎市内からの企業はその中で32%を占めています。出展企業の代表例には、障害者向けの不動産サービスを提供する「たけのこハウス」や、作業効率を向上させるワーキングパワースーツを手がける「アトリエケー」があります。このような革新的な企業が、地域の産業を支えています。
講演会や体験イベント
また、イベントでは基調講演も行われ、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が「コロナ後の日本経済」というテーマで講演します。参加者は、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業の現状と今後の方向性について知見を得ることができます。
さらに、モビリティ型ロボット「RODEM」の操縦体験会もあり、来場者が直接最新技術を体験できる貴重な機会です。
ビジネスマッチングとコマ大戦
この展示会では、出展企業同士がビジネスマッチングを行う場も設けられます。工業系や商業系の大手企業が参加し、自社の製品やサービスをアピールする絶好のチャンスとなるため、多くの企業にとって販路開拓のための重要な場となります。
特に注目されるのが「全日本製造業コマ大戦」です。このイベントは、日本中の中小企業がその技術を競う場となる、非常にユニークな試みです。出場企業がプライドをかけて自社のコマを作り、競い合うことで、技術力の高さを広く認知させることを目指しています。
来場案内
新型コロナウイルス感染防止のため、フェアは事前登録制で、来場者はオンラインでの登録が必要です。詳細は公式ウェブサイトで確認できるので、事前にチェックして参加の準備をしておくことをおすすめします。
この展示会は、尼崎市の産業振興に寄与し、来場者にとっても新たな発見やビジネスチャンスがあるイベントになること必至です。技術力の高い中小企業が集まるこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。