マンダリン オリエンタル 東京、20周年記念ガラディナー開催
2023年、マンダリン オリエンタル 東京は20周年を迎え、その歴史に敬意を表した特別なガラディナーを盛大に開催しました。このイベントは、新たにリニューアルされたグランド ボールルームで行われ、東京の美食シーンの粋を集めた7品のコース料理が披露されました。
美食とアートのコラボレーション
ガラディナーでは、同ホテルの各レストランから集まったシェフたちが、一皿ずつに込められたストーリーや東京の文化を具現化しました。料理は「美食の軌跡」というテーマのもと、それぞれの味わいが互いに響き合う形で構成されています。また、ホテルのソムリエチームが厳選したペアリングドリンクも用意され、料理との見事な調和を生み出しました。
その晩のハイライトは、360度のプロジェクションマッピングによる体験でした。ガラディナーのテーマに沿った美しい映像が、料理に合わせて切り替わり、素材や季節感を鮮やかに表現します。水の流れや日本橋の意匠、桜や秋の風景など、さまざまな情景が描かれ、料理とアートが対話する瞬間が生まれました。
文化体験とパフォーマンス
この特別な夜には、日本文化を体験するパフォーマンスも用意されていました。雅楽の生演奏により幕が開き、書道家の中友香氏がライブパフォーマンスを披露しました。「感謝」という言葉が力強く筆書きされ、その様子がリアルタイムで会場全体に投影されていきました。
さらに、 LEDパフォーマンスアート「POI」によるモダンな振付が、扇(ファン)のモチーフを取り入れた華やかな演出を加えました。このような伝統と現代のパフォーマンスが融合した舞台は、来場者の心をつかみました。
総支配人のメッセージ
ガラディナーの総支配人であるデイヴィッド コラス氏は、今回のイベントが過去を祝うだけでなく、支えていただいた全ての方々への感謝の気持ちを伝える場であると述べました。扇(ファン)を象徴としたこのガラディナーは、お客様やパートナー、そして日本橋のコミュニティーへの敬意を込めたものであるとし、マンダリン オリエンタルの理念が込められていることを強調しました。
「私たちは、日々日本の文化やおもてなしの精神からインスピレーションを受けています。そして、次の章へと進む中で、クラフトマンシップ、文化、ホスピタリティへの思いは一層揺るぎないものになるでしょう」と述べました。
未来へ向けての展望
この20周年を機に、マンダリン オリエンタル 東京は日本の文化を反映した新たな美食体験やコラボレーションを通じて、皆さまに心に残る瞬間を提供し続けていくことを誓います。これからの10年に向けて、さらなる成長を目指し、邁進してまいります。
ご予約・お問い合わせは、マンダリン オリエンタル 東京まで。