株式会社Classroom Adventure、NIKKEI THE PITCH SOCIALでの栄冠
株式会社Classroom Adventureが、2025年に開催された日本経済新聞社主催のソーシャルビジネスコンテスト「NIKKEI THE PITCH SOCIAL」でグランプリを受賞しました。このコンテストは、社会課題の解決を目的としたソーシャルビジネスを対象としており、SDGsの17の開発目標を基にした事業や構想が評価されます。今回は、Classroom Adventureが展開する教育アプローチが高く評価されました。
この受賞を果たした背景には、Classroom Adventureがずっと手掛けてきた「社会課題を知識としてではなく、自身が体験し、考え、判断する学びへのシフト」があります。企業は、ただ情報を知るだけでなく、学びを通じて実体験を重視しています。
ゲーミフィケーションを取り入れた教育プログラム
Classroom Adventureは、教育分野における革新を目指し、特にゲーミフィケーションを活用した体験型プログラムを展開してきました。代表作の「レイのブログ」は、偽情報への対処法を学ぶ情報リテラシー教育ツールであり、すでに14カ国以上の教育機関で採用されています。このプログラムは、学ぶことが楽しく、しかも意義深いとされています。
社会課題は、その複雑さから学ぶ側には難解であったり、時には身近に感じられない場合があります。Classroom Adventureは、こうしたテーマをゲーム形式に変えることによって、学習者が主体的に参加し、没入しやすくすることに成功しました。今回の受賞は、こうした新しいアプローチが認められた結果なのです。
審査委員のコメントも励みに
最終審査会には、鈴木寛氏や藤野英人氏、村木厚子氏といった著名な審査員が参加しました。彼らからの評価やコメントは、Classroom Adventureにとって今後の事業展開に向けた大きな励みとなりました。教育の現場や投資、公共性における多様な意見を聞くことができ、今後の指針となるでしょう。
Classroom Adventureの経歴
この株式会社Classroom Adventureは、慶應義塾大学の現役学生によって設立されたEdtechのスタートアップです。すでに、「レイのブログ」のプログラムは、全世界で20,000人以上に利用されており、日本の自治体とも連携し、さまざまな教育機関で「レイの失踪」という危険体験プログラムも展開しています。2024年から米Google社が主催したファクトチェック世界大会「Youth Verification Challenge」も継承・主催することが決まっています。
このように、Classroom Adventureは教育の楽しさと社会的意義を両立させるべく、さまざまな挑戦を続けています。2024年には朝日新聞社の「大学SDGs Action! Awards」でグランプリを受賞し、また地域のスタートアップコンテスト「Tokyo Startup Gateway 2024」でも最優秀賞を獲得するなど、今後が非常に楽しみな企業と言えるでしょう。さらに、2025年からはUNESCOのメディア・情報リテラシーアライアンスにも参加する予定です。
今後もClassroom Adventureの取り組みに注目していきたいと思います。