京王電鉄「find」導入
2023-04-28 12:00:02

京王電鉄、落とし物サービス「find」を正式導入! AI活用で返還率が大幅向上

京王電鉄、落とし物サービス「find」正式導入! AI活用で返還率が大幅向上



京王電鉄は、2023年2月1日から開始した実証実験を経て、落とし物クラウドサービス「find」を正式に導入したことを発表しました。

「find」は、AIを活用した自動照合とチャットによる問い合わせ対応によって、落とし主の利便性向上と駅員の業務効率化を実現するサービスです。

実証実験では、LINE公式アカウントの登録者数は13,000人を超え、お客様満足度は5段階中4.54ポイントと高い評価を得ました。また、電話や来駅による問い合わせ件数は従来の3分の1に削減され、チャットを利用した場合の返還率は従来の約3倍にまで向上しました。

「find」の導入により、傘や手袋など、類似品が多く見つけるのが難しい落とし物も、AIによる自動照合で効率的に探すことができるようになりました。また、電話が集中する時間帯でも、いつでもLINEで問い合わせができるため、お客様のストレスを軽減できます。さらに、見つからなかったお品物を、時間をおいて再度検索し、見つかった場合にLINEで連絡できる機能も、大きなサービス改善として評価されています。

京王電鉄株式会社 鉄道事業本部 鉄道営業部 臼井久氏(課長補佐)は、「AIを活用することで、類似品が多いため見つけにくかった傘や手袋などが見つかりやすくなり、返還率の向上に繋がっています。また、電話が集中する時間帯はお客様をお待たせしていたという問題についても、いつでも問い合わせできるLINEであればストレスフリーでご利用いただけます。更に、その時点では見つからなかったお品物を、時間をおいて再度検索し、見つかった場合はこちらからLINEでお客様に連絡できることは、大きなサービス改善と考えております。今後も、更に良いサービスとなるよう取り組みを進めて参ります。」とコメントしています。

株式会社find 取締役COO 和田氏は、「京王電鉄様から多大なるサポートをいただき、無事に実証実験を終えることができました。おかげさまで、多くの落とし物やお問い合わせを効率的に管理するサービスを構築でき、従来の約3倍の返還率を確認することができました。今後、導入施設が増えるとネットワーク効果が生まれ、返還率はさらに向上し、当社の『落とし物がすぐに見つかる世界へ』というビジョンを実現できると確信しております。世界中の落とし物課題のインフラ基盤になるべく、日々努力してまいります。」と抱負を語りました。

「find」は、今後も導入施設を拡大し、より多くの人が落とし物にまつわる悩みから解放されることを目指しています。

会社情報

会社名
株式会社find
住所
東京都中央区日本橋富沢町9-4THE E.A.S.T. 日本橋富沢町
電話番号

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