弥生が選んだ次世代の営業ツール、AIインサイドセールス「immedio」
弥生株式会社は、国内のクラウド会計ソフト市場で圧倒的なシェアを誇る企業であり、11年以上連続で利用シェア54%を達成しています。最近、弥生はAIインサイドセールス「immedio」を導入し、営業プロセスの効率化と商談化率の向上に成功したとのことです。
背景と課題
同社のインサイドセールスチームは、主にコールセンターからの異動メンバーを中心に構成されており、大きな規模を持っているものの、営業経験者はわずか2名ほどしかいないという体制でした。弥生の製品数が増加するにつれ、どの製品フォームから得られたリードを、どのチームに割り振るかという判断が難しくなり、業務が煩雑と化していました。そのため、リードの担当割り振りに多くの時間が割かれることとなっていました。
特に、2025年に新たな「弥生会計 Next」をリリース予定で、600万人以上のユーザーを抱える弥生にとって、新規リードを確実に商談に結びつける体制が求められていました。これに対して、immedioはどのような解決策を提供したのでしょうか。
導入の決定
immedioの導入を提案したのは、同社での営業活動を通じてimmedioを活用した成功体験を持つ喜多佑介氏でした。彼は、従来の営業プロセスで「商談数そのものが停滞してしまう壁」に直面した経験から、immedioの導入がその突破口になると確信していました。
喜多氏は、他の複数の営業ツールと比較し、immedioのフローチャートルーターによる細かい担当割り振りの自動化や、接点の拡大、展示会での利用が可能である点を高く評価しました。初めは社内提案が受け入れられなかったものの、約1ヶ月という短期間で契約を結びつけたといいます。
導入後の成果
immedio導入後、特に注目すべき成果が見られました。それは、フローチャートルーターによる担当割り振りの自動化です。このシステムはSalesforceとの連携が可能であり、製品ごとの利用状況や契約情報、従業員数などを元に多層的な条件分岐を実現します。これにより、インサイドセールスやミッドマーケット、カスタマーサクセスなど多くのチームに対して精緻なリード振り分けが可能となりました。
喜多氏も「弊社のニーズにここまで応じられるサービスは貴重だ」と評価しています。導入前の商談化率は約13%であったのが、現在では35〜40%に向上しており、受注率も10〜15ポイントの向上が確認されています。また、面談予約の約30〜40%が18時以降に集中する現状を踏まえ、商談の流れが大幅に改善されました。
今後の展望
現在は「NEXT Business Unit」中心にimmedioの使用が進められていますが、未来に関しては全社的なカバレッジを拡大し、製品単位やデジタルチャネル単位での活用も目指しています。これにより、全てのチャネルでimmedioを利用し、営業のAX(オートメーション・エクスペリエンス)化を進めていく考えです。これからも弥生株式会社とimmedioは、さらなる事業成長を目指して共に歩んでいくことでしょう。