熊本から世界へ
2019-07-26 14:10:02
再春館製薬所が推進する熊本拠点の海外展開とその成長
熊本から世界への道を拓く再春館製薬所
再春館製薬所は、自社の基礎化粧品「ドモホルンリンクル」を中心に、海外市場での展開に力を入れています。2011年には香港、2012年には台湾、そして2018年にはタイに進出し、これまで順調に売上を伸ばし続けています。2023年には海外事業の売上が24億円に達し、台湾では「日本製化粧品」としての地位を確立しました。
国際的展開の独自性
再春館製薬所の海外事業の最大の特長は、熊本本社に拠点を持ちながら、外国籍社員の雇用と教育を通じて質の高いサービスを提供していることです。日本国内と変わらぬ品質とサービスを、台湾やタイでも実現しています。特に、台湾市場では“お手当て”という独自のメソッドを採用し、その効果が話題となっており、関心を集めています。
製造からサービスまで一貫体制
再春館製薬所は、創業以来「最高の品質と安全」を追求してきました。そのため、製品はすべて熊本県益城町の自社工場で製造されています。更に、台湾やタイへの発送拠点も熊本から近く、迅速な配送が可能です。このような体制があるからこそ、国内外で同等レベルのサービスを提供できるのです。
コールセンターにおける国際的対応
海外からの問い合わせは全て熊本本社のコールセンターにつながります。ここでは、台湾、タイ、中国、香港からの外国籍社員が対応し、国内販売でのノウハウを生かしたサービスを提供しています。このコミュニケーションが、より良い顧客体験を生む基盤となっているのです。
外国籍社員の働きやすさを追求
再春館製薬所では、外国籍社員が働きやすい環境づくりにも注力しています。例えば、社員用の寮が完備されているほか、文化的慣習に配慮した福利厚生や、昼寝のための「ジップルーム」など、多様なサポート体制が整っています。このような取り組みが、社員の生産性や満足度を引き上げているのです。
台湾での成功事例
2012年から台湾での販売を開始した「ドモホルンリンクル」は、特異な販売メソッドと高品質で評価され、今やその認知度は90%に達するまで成長しました。また、主力商品の「クリーム20」は台湾最大の美容授賞式で殿堂入りを果たし、同部門の1位を獲得するなど、ダイレクトセールスの成功を収めています。
まとめ
再春館製薬所の熊本本社は、国内外での市場拡大を実現する重要な拠点であり、外国籍社員との相互作用がその原動力となっています。これからも、彼らの想いを大切にしながら、さらなる成長を目指していることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 再春館製薬所
- 住所
- 熊本県上益城郡益城町寺中1363-1
- 電話番号
-
096-289-4444