AIがもたらした業務効率化の成功事例
株式会社immedioは、BtoB向けのWeb接客ツール「immedio」を提供しており、AI技術を活用したデジタルプロモーションの内製化を支援する株式会社リチカに導入されました。ここでは、その導入過程や成果について詳しくご紹介します。
導入の背景
リチカは成長を続ける企業であり、より質の高いリードを商談化するために、複数部門とのスケジューリング工数を削減したいと考えていました。特に以下のような課題がありました。
1.
アポイント獲得の機会損失
お問い合わせが来た際、3分以内に架電を行うことでアポイントが得やすいことがわかっていました。しかし、営業時間外は応答ができず、貴重なリードを逃していたのです。
2.
日程調整の煩雑さ
担当者が個別に日程を調整し、同席者の予定を確認する作業は、多くの時間と労力を要しました。この煩雑さは営業業務における大きな負担でした。
導入後の変化
「immedio」を導入した結果、リチカでは2つの大きな変化が見られました。
1.
アポイント獲得の増加
導入当初は月におよそ20件のアポイントだったのが、60件弱まで増加しました。この成果は、営業時間外でもアポイントを獲得できるようになったことが大きな要因です。さらに、AIによるユーザー情報の提供が、架電効率を向上させ、商談準備のコスト削減にも繋がっています。
2.
日程調整の工数削減
グループ分け設定のおかげで、複数の担当者の日程調整が容易になり、確認作業が減りました。また、顧客が自身で都合の良い日時を選ぶことができるようになったため、リスケの手間も大幅に削減。これは月単位や年単位で見ると、かなりの工数削減に寄与しています。
導入の決め手
リチカが「immedio」を選んだ理由は、営業時間外でもアポイントが設定できる点や、条件分岐を用いたターゲットに合わせた商談設定が可能であることでした。また、ターゲットの変化に即対応できる柔軟性も大きな魅力と言えます。
株式会社リチカのSales&Marketing本部長、中宮駿氏は、単なる日程調整ツールとしての能力に留まらず、アポイント獲得数の向上が見込めると評価し、「immedio」の導入に踏み切りました。さらに、各施策の効果を具体的な数値で評価できる点も重要なポイントでした。
まとめ
株式会社immedioのWeb接客ツール「immedio」は、リチカの業務効率化を飛躍的に改善し、広告予算を向上させることに成功しました。このような成功事例は、AIを活用したデジタルプロモーションがいかにビジネスの成長を促進するかを示しています。事业の成長を支える革新的な技術として、多くの企業が注目すべき存在です。