沖縄の海を安全に楽しむために!ハワイの専門家も登壇するシンポジウム開催
近年、沖縄県では海水浴客などによる水難事故が深刻化しています。美しいビーチや海が魅力の沖縄ですが、安全対策の重要性はますます高まっています。この状況を受け、沖縄県は水難事故防止に向けた取り組みを強化しており、その一環として「ハワイと沖縄で考える海浜の安全と観光」シンポジウムを開催します。
このシンポジウムは、公益財団法人日本ライフセービング協会の協力のもと、沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課が主催するもので、2024 Water Safety キャンペーンの関連イベントとして開催されます。
ハワイの海浜安全の専門家から貴重な学びを
シンポジウムでは、海でのアクティビティが盛んなハワイから「ハワイライフガード協会」のカラニ会長をお招きし、ハワイにおける年間を通じた海岸線全体の安全確立について講演いただきます。ハワイでは、多様な地形や海流、気候条件など、沖縄と共通する課題も数多く存在します。ハワイの事例から、沖縄の海浜安全対策へのヒントが得られると期待されます。
沖縄県における水難事故防止の取り組みを紹介
シンポジウムでは、ハワイの講演に加え、沖縄県における水難事故防止に向けた取り組みについて、一般社団法人沖縄ライフセービング協会の代表理事である音野太志氏が紹介いたします。沖縄県では、ライフセーバーによる安全講習や、海浜における安全啓発活動など、様々な取り組みを行っています。
パネルディスカッションで未来の安全な観光を議論
シンポジウム後半には、ハワイと沖縄の専門家によるパネルディスカッションが予定されています。コーディネーターには音野太志氏が、パネリストにはハワイライフガード協会の前会長であるRalph S Goto氏、ハワイライフガード協会の会長であるDavid Vierra Kalani氏、公益財団法人日本ライフセービング協会の副理事長である高野絵美氏が登壇します。
このパネルディスカッションでは、ハワイと沖縄の現状や課題を共有し、今後の沖縄県における水難事故防止に向けた対策や観光のあり方について活発な意見交換が行われる予定です。
参加費無料でどなたでも参加可能
本シンポジウムは、県内で観光やマリンレジャーに携わる自治体、DMO、観光協会等の関係団体、その他テーマ、内容に関心のある方のほか、どなたでも参加可能です。参加費は無料です。
沖縄の海を安全に楽しめるよう、このシンポジウムを通して、関係者一同、水難事故防止への意識向上と具体的な対策を検討していきます。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細
開催日時: 2024年7月25日(木)14:30~17:00(受付14:00)
開催場所: 沖縄県教職員共済会館 八汐壮 1階 屋良ホール(沖縄県那覇市松尾1丁目6-1)
参加申込:
WEB、E-mail、FAXいずれかで、沖縄県マリンレジャー事故防止調査業務事業 事務局(株式会社オリエンタルコンサルタンツ)までお申し込みください。
お問い合わせ:
沖縄県マリンレジャー事故防止調査業務事業 事務局(株式会社オリエンタルコンサルタンツ内)
担当:岸本、井上、佐藤
住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2-22-10那覇第一生命ビルディング4F
メール:
[email protected] 電話:098-860-8403 (平日 9:00~17:00)
主催:
沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課