協業による再生可能エネルギーの拡充
丸紅新電力株式会社と中国の上海グレパワーグリーンエナジー(GHRE)が、新たな覚書を締結しました。これは、風力発電所の新規開発を通じて再生可能エネルギーの普及を推進することを目的としたものです。
これまでの協業の背景
この提携は、長期にわたる協力関係の延長として位置付けられています。これまでにも両社は風力発電所から供給される再エネ電力の取引を行ってきました。この度の覚書により、GHREとその提携開発会社による風力発電所の譲渡が進むことで、丸紅新電力は最大50,000kWの再エネ電力を20年間引き取ることとなります。
再エネ電力の供給体制
具体的には、発電開始日以降、丸紅新電力が引き取る再エネ電力は、ニーズに応じて需要家に供給されます。これにより、脱炭素社会の実現に向けた取り組みがさらなる進展を見せると期待されています。
丸紅のグリーン戦略
丸紅は中期経営戦略GC2024に基づき、「グリーンのトップランナー」を目指しています。この協業拡大を通じて、持続可能な社会の実現を担っていく考えです。具体的には、2030年までに再生可能エネルギーの取扱高を500万kW程度にまで増やし、広範な顧客に供給を行う計画が進行中です。
GHREのビジョン
一方、GHREは持続可能な風力発電プロジェクトを通じて、クリーンエネルギーを提供し社会的および経済的価値を創出することを目指しています。これまでに日本市場には1,500基以上の陸上風力発電設備を導入しており、多様な事業スキームを駆使した最適解の提案が特長です。
企業概要
丸紅新電力
- - 代表者:須田彰
- - 所在地:東京都千代田区大手町一丁目4番2号 丸紅ビル
- - 事業内容:電気の売買およびその仲介業務
- - 公式サイト:丸紅新電力
Shanghai Ghrepower Green Energy
- - 代表者:李鋒
- - 所在地:中華人民共和国上海市松江区通巨路58号
- - 事業内容:風力発電所の開発及び再生可能エネルギー事業
最後に
この新たな協業により、再生可能エネルギーの供給体制が大きく変わる可能性があります。持続可能な社会の構築を目指し、丸紅新電力とGHREの連携が今後どのように展開されていくのか、引き続き注目が必要です。さらに詳細な情報はそれぞれの企業の公式ページやプレスリリースにてご確認ください。