株式会社Staywayと兼松KGKが業務提携
このたび、株式会社Stayway(本社:大阪府大阪市、CEO:佐藤淳)が、株式会社兼松KGK(本社:東京都中央区、社長:木村広)との業務提携を発表しました。この提携により、製造業の設備投資を支援する新たな枠組みが生まれます。
業務提携の背景
現代の製造業では、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)が急速に進んでいる一方で、企業は補助金制度を適切に利用できていない現実があります。特に中小企業では、補助金情報の収集や申請が難しく、支援を必要とする場面が多いです。
兼松KGKは、その専門商社としての立場から、これらの課題に対応すべく「補助金クラウド」を導入する決定をしました。これにより、同社は補助金情報を一元管理し、顧客企業へ適切な情報を提供することが可能になります。
本提携の概要
この提携により、兼松KGKは自社の顧客に対して最新の補助金情報を取得し、補助金の適用可能性を分析し、申請手続きを効率化することができます。営業担当者もこの情報を活用し、顧客ニーズに応じた設備導入や事業成長のサポートが行える環境が整います。
これにより、製造業の企業がDT・GXを進めるための設備投資を、より円滑に行えるようになります。
両社代表のコメント
兼松KGKの木村社長は、従来のサービスに加え、補助金クラウドの導入により、顧客企業が柔軟に補助金を活用できる環境を整えることで、地域経済の発展にも寄与したいと述べています。
一方、Staywayの佐藤CEOも、企業が新技術を導入しやすくなることで事業成長が促進されるという期待を寄せています。補助金を有効活用することで、中小企業の持続可能な成長を支援することが目標です。
補助金クラウドについて
「補助金クラウド」は、金融機関や事業会社向けに開発された補助金申請のDXサービスです。全国の市町村が発信する複雑な補助金情報を集約し、中小企業のニーズに応じた情報提供を行います。また、データやテクノロジーを駆使して可視化・分析・効率化を進めています。これは、すべての中小企業が公平に成長機会を得るためのプラットフォームの構築を目指しています。
詳細や機能に関しては、公式ウェブサイト(
補助金クラウド)をご覧ください。
会社概要
株式会社Staywayは、Deloitte出身の公認会計士たちによって設立されたテクノロジー強みを持つプロフェッショナルファームです。大手ファームでの経験を活かし、M&AアドバイザリーやIPO支援など多岐にわたるサービスを提供しています。
直面している補助金の課題を踏まえ、全国の地域金融機関や企業と連携し、補助金テックを推進しています。これにより、業界での効率化を図り、企業のDX・GXを後押ししています。
この業務提携により、今後の製造業界の変革が期待される中、両社は共に新しい市場のニーズに応える活動を進めていく見込みです。