グリッドフリー挑戦
2025-06-16 16:22:41

ニッケル亜鉛電池がグリッドフリーソーラーカーポートの実証に挑む

ニッケル亜鉛電池がエクシオグループの実証実験に使用



FDK株式会社が開発したニッケル亜鉛電池が、エクシオグループ株式会社の最先端技術を用いたグリッドフリーソーラーカーポートの実証実験に採用されることとなりました。これは、神奈川県藤沢市にあるエクシオグループ湘南総合技術センターで行われる実験であり、これまでの充電技術を革新するものになると期待されています。

実証実験の背景


このグリッドフリーソーラーカーポートは、従来の系統電力に依存せず、独立して運用できるシステムです。万が一の停電時にもシステムを制御するためには、補器にバックアップ電源が必要となります。一般的には鉛蓄電池が用いられますが、FDKのニッケル亜鉛電池はその軽量性や環境負荷の少なさから、今回の実証実験での採用に至りました。これは、持続可能なエネルギーソリューションの一環としてメーカーの期待を集めています。

ニッケル亜鉛電池の特長


FDKのニッケル亜鉛電池は、ニッケル水素電池の技術を応用し、亜鉛化合物を負極材料として使用しています。この技術により、同電池は長年の研究成果を反映した高い信頼性を持ちます。特に、鉛蓄電池と同様の充電方式を採用しているため、ユーザーにとっても使いやすいです。これにより、より環境に配慮した選択肢として、電気エネルギーの管理に貢献することができます。

具体的な仕様


  • - 公称電圧: 12V
  • - 公称容量: 20Ah
  • - 寸法: 420mm x 420mm x 45mm

これらの仕様は、ソーラーシステムが要求する性能を満たすために設計されており、特に屋外設置を考慮した厳しい条件にも対応可能です。 エクシオグループとのコラボレーションにより、実用化に向けたデータの収集と評価が進められています。

今後の展望


FDK株式会社は、2023年3月よりニッケル亜鉛電池のサンプル出荷を開始し、各種用途での利用を見込んでいます。また、データ収集に基づいた研究結果は、今後の製品改良にも影響を与えると見込まれています。

「Smart Energy Partner」を自負するFDKは、先進技術の活用を進めることで、効率的かつ安心してエネルギーを利用できる未来を実現すべくさらなる取り組みを行います。

エクシオグループのこの取り組みは、持続可能な社会に向けた道を拓くものとして、多くの注目を浴びています。今後のデータ収集とその分析結果に期待がかかります。詳細な情報はエクシオグループの公式ニュースリリースで確認できます。


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会社情報

会社名
FDK株式会社
住所
東京都港区港南1-6-41芝浦クリスタル品川8F
電話番号
03-5715-7400

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