BIPROGYグループが「ユニハート」から寄付で地域支援を継続
BIPROGYグループの社員による社会貢献クラブ「ユニハート」が、2024年度の寄付先として認定特定非営利活動法人夢職人を選びました。夢職人は、東京都江東区に本社を構え、子どもや若者に向けた社会教育や社会福祉事業に取り組む団体です。この寄付は、BIPROGYグループからの5年連続の支援となります。
今般の寄付金は「Table for Kids」、すなわち子どもたちの食事を支援するクーポン事業に充てられ、困難な状況にある親子を助けることを目的としています。これまでに259家庭の735人に支援を行っており、このプロジェクトは地域の家庭にとって非常に重要な役割を果たしています。
BIPROGYグループが本社を夢職人と同じ江東区に置くことで、地域のNPOと企業の連携が進み、協力体制が強化されます。社内の社会貢献活動を推進する「ユニハート」は、2006年に設立以来、805名の会員によって支えられ、チャリティイベントや寄付活動などを通じて広く地域貢献に務めています。
Table for Kidsとは?
「Table for Kids」は、2020年12月から新型コロナウイルス感染の影響を受けた家庭への食事支援を目的に始まりました。これは東京都内の19市区に在住する家庭を対象に、公募を経て支援するシステムです。支援を希望する家庭は公的証明書を持参し、審査を受けることになります。この取り組みにより、スマートフォンアプリを通じて、地元の飲食店で利用できるデジタルクーポンが提供され、食事の支援が行われています。
食の支援だけでなく、行政や他のNPOからの支援情報もアプリを通じて提供されており、経済的に厳しい家庭にとって有益な情報源となっています。現在までに、77店舗の協力を得て、様々な食材やメニューが提供されています。これらの店舗は随時新たに募集中です。
支援の流れと特徴
「Table for Kids」の支援プロセスはシンプルです。家庭が申し込みを行い、審査を通過すれば、アプリを通じてデジタルクーポンが発行され、地域の飲食店で使用できます。このシステムは、単なる食事の提供にとどまらず、コミュニティ全体で親子を支援する仕組みとして評価されています。
支援金や助成金は寄付によって賄われており、個人や法人からの寄付金は、夢職人が認定NPO法人であるため、税の優遇措置も受けられます。さらなる支援を呼びかけ、地域の厳しい状況にある親子を助けようとしています。
夢職人のビジョン
夢職人は2004年に活動を開始し、2008年に設立されたNPO法人で、子どもと若者の教育を通じて社会全体の支え合いを目指しています。今後も地域のニーズに応える事業を展開し、より多くの困難を抱える親子を支援するために尽力していく方針です。
この記事を通じて、BIPROGYグループの社会貢献活動と夢職人の取り組みが、地域社会にどれだけの影響を与えているかを理解していただけたらと思います。また、各自が社会貢献の意義を再認識し、参加するきっかけになれば幸いです。