地域の魅力を届ける高校生たち
東京の国立市に位置する東京都立第五商業高等学校は、地域の魅力を発信するために、「五商ショップ」を2025年2月1日に開催します。このイベントは、JR中央線コミュニティデザイン(株式会社JR中央線コミュニティデザイン)が支援し、高校生たちが自ら企画運営する模擬企業体験の一環です。
イベント概要
- - 日時: 2025年2月1日(土)12:00~16:00
- - 場所: 国立駅南北通路
- - 出店者: 東京都立第五商業高等学校「3年生課題研究起業探究チーム」
高校生による自主管理のショップ
「五商ショップ」では、参加している高校生が商品を自ら仕入れ、企画から販売までのプロセスを体験します。この取り組みは、実践的な学習を通じて流通の実務を理解し、企業経営に必要なスキルを養うことを目指しています。高校生たちは、事業プランを策定し、取引先と交渉を行い、実際に商品をお客様に届けるという貴重な体験を通じて成長しています。
テーマは「規格外のおいしさ‼」
今年の「五商ショップ」のテーマは「\規格外のおいしさ‼/サクラとキミに恋するSweet&Bitterフェス」です。高校生たちは、国立市内の店舗とコラボレーションし、新たな商品を開発しています。また、北海道や茨城県からの仕入れ商品も取り揃え、寒い冬をほっこりさせる甘さとほろ苦さを楽しむことができるよう工夫を凝らしています。国立市の桜が満開になる春を楽しみにしながら、商品を味わっていただけることを想定しています。
取り扱う商品について
「五商ショップ」では、複数の地域産品が販売されます。代表的な商品には、茨城県鉾田市の農家から直送されたさつまいも「紅はるか」があります。これを使用したスイーツや料理の数々は、参加者の注目を集めることでしょう。
さらに、連携する「函館美鈴珈琲」からの新商品も用意しています。これは今年で3年目となるコーヒーの第2弾で、高校生たちが新たに開発した味わいが楽しめます。また、人気ベーカリー「パン・ド・カンパーニュ」とのコラボによるフルーツサンドも見逃せません。季節の果実を使ったこの商品は、見た目にも華やかで、味わいも抜群です。
地域貢献の一環として
この取り組みは、ただ単に商品を売るだけでなく、国立市のブランド価値を高めることを目指しています。高校生たちは地域の特性や魅力を再発見し、それを商品に活かすことで、地域とのつながりを深めていく意義があります。国立駅を訪れる方々に対して、地域の魅力を届けるプラットフォームとしての役割も果たすことを目指しています。
また、今回の活動は高校生にとっても多くの学びがあり、自身の成長につながる大切なストーリーです。地域に密着した活動を通じて、大人になった時に社会貢献に興味を持ち続ける人材を育成できるかもしれません。
まとめ
「五商ショップ」は、その名の通り、高校生たちの挑戦を象徴しています。地域の特性を生かし、自分たちの手で創り上げた魅力的な商品を多くの人々に届けることで、高校生たちは貴重な体験と学びの場を得ることができるのです。2月1日には、是非国立駅に足を運んで、若い力が生み出す新しい商品を楽しんでみてください。