地元高校生と大学生が協力して海の美化！「ガベンジャーズ」が全日本学生ゴミ拾い大会で優勝

地元高校生と大学生による海浜清掃

2023年9月27日、鳥取県境港市と米子市の海浜で開催された「全日本学生選抜ゴミ拾いフェスティバルin弓ヶ浜」において、地元の高校生と県外の大学生による混合チーム「ガベンジャーズ」が優勝を果たしました。このイベントには、全国から学生が参加し、ゴミ拾いを通じて地域の美化活動を行うとともに、観光プログラムを通じて地元の魅力も体験しました。

特別なチーム編成

今回のイベントには、東京都や京都府、岡山県、福岡県からの学生が集まり、事務局によってチームが編成されました。各チームは3～4名で構成され、参加者たちは異なる専門学校や大学から集まったため、多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと共に活動することができました。最終的には、技術やアイデアを駆使しながら競い合い、特別な体験を共有しました。

充実した観光プログラム

「ガベンジャーズ」は、地元の中高生が作成した観光プログラムに従って行動しました。参加者たちは、JR境港駅から水木しげるロードやおさかなロードの魚名の彫刻を探し出すゲームに挑戦し、ポイントを獲得しながら楽しみました。昼食時には、地元のお店「かにじまん」でベニズワイガニの食べ放題を堪能し、その後、学生たちは地元のおすすめスポットを散策しました。

ゴミ拾い競争

その後の海浜清掃では、参加者たちは境港市側の海岸で20分間、米子市側で15分間のゴミ収集に挑みました。審判役には市民ボランティアが参加し、各チームは持ち帰ったゴミの種類や数に応じてポイントを獲得しました。これにより、参加学生たちは実際にゴミを分別し、環境問題についても考える貴重な機会を得ることができました。35分で合計445kgのゴミを回収し、89袋にまとめて海岸を綺麗にしました。

競技成績と表彰

「ガベンジャーズ」は、観光プログラムとゴミ拾いで素晴らしい成果を挙げ、全体のトップに立ちました。昨年の優勝チームである「GFCM」は高得点を記録したものの、準優勝に留まりました。また、「弓ヶ浜のゴミを全部持ってっちゃうぞ！！」は、ゴミ拾いでの巻き返しを見事に成功させ、3位に輝きました。

豪華賞品と地域のサポート

優勝者には、JTB旅行券10万円が贈られ、準優勝チームには境港サーモン1.5kgが提供されました。その他にも、地元の特産品を含む賞品が多数用意され、参加者全員に地元産のグルメや食品が贈呈されました。

未来への展望

このイベントを通じて参加者たちは地域の自然環境と絶え間ない努力の重要性を実感しました。そして、学生たちのチームワークや協力の大切さを学ぶ機会ともなりました。今後もこのようなイベントが全国各地で広がり、地域の美化活動が進むことを期待しています。

公式SNSアカウントも開設されており、次回の活動への参加を呼びかけています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。