NIJINアカデミーが二度目の卒業式を成功裏に実施
2025年3月23日、株式会社NIJINが運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が二度目の卒業式を開催しました。この特別なイベントは、対面とオンラインの同時開催で、総勢150名が参加しました。在校生と保護者も参加し、温かい雰囲気の中で新たな門出を祝いました。
初めに、卒業生からのメッセージが紹介されました。「NIJINアカデミーに入るまで、不登校という言葉に苦しんでいた。その後、自己表現ができるようになった」と一人の中学3年生が語り、自分の可能性を見つけられたことへの感謝の気持ちを述べました。小学6年生のある生徒は、「好きなことを追求できる時間が自分に合っていて、中学校でも自信をもって行動したい」と力強く話しました。また、自分の絵を周囲に見せることができるようになったという言葉も、他の卒業生の心境を伝えています。
オンラインでも生中継が行われ、遠くの卒業生も参加しました。彼らは歌や動画、ビデオメッセージを披露し、会を華やかに盛り上げました。
在校生と保護者の声
卒業生たちの言葉に続き、在校生からもエールが送られました。「仲間と共にいることの大切さを教えてくれたのはNIJINアカデミーです。卒業生たちの努力を見て、同じように希望を持っていきたい」と熱く語っていました。保護者からは、「友人と交流したいという思いから参加を決意し、子どもも動画の発表をやり遂げることができた」と感動の声が寄せられました。このように、NIJINアカデミーの活動は、卒業生や在校生だけでなく、家族にもポジティブな影響を与えています。
卒業式の舞台裏
今回の卒業式は、在校生の実行委員が中心となって企画されました。オープニング映像の制作や当日の司会進行など、実行委員たちがそれぞれの得意分野を活かして進められ、学校生活の集大成として見事に実施されました。「NIJINアカデミーでの生活は色彩豊かで、自分を表現する力を育んでくれた」と語る卒業生の言葉からも、その成果が窺えます。
NIJINアカデミーの魅力
NIJINアカデミーは2023年9月に開校し、全国36以上の都道府県から400名超の小中学生が集まっています。その教育方針は、「多層的な心理的安全性」と「子ども主体のプロジェクト」をカリキュラムの柱としています。不登校であることを劣等感ではなく、希望のチャンスと捉え、全ての子どもが未来に希望を持てるような環境を提供しています。実際、在籍する生徒の9割以上が在籍校の出席認定を受けています。
最後に
教育課題を解決することを目指す株式会社NIJINの理念「教育から国を照らす」。私たちの未来を担う子どもたちが自信を持って生きられる環境づくりは、これからも続いていきます。NIJINアカデミーは、そんな教育の新しい形を提案し続けています。これからの活躍に期待です。