株式会社トップスがTOKYO PRO Marketへ上場
2023年、この年は株式会社トップスにとって特別な意味を持つ年となりました。創業から60周年を迎え、同社が運営する洋生菓子ブランドは、東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに上場を果たしました。
会社概要
株式会社トップスは1972年に設立。代表取締役社長は箱崎英次氏で、本社は東京都港区赤坂に位置します。日本を代表する洋生菓子の製造販売を行うトップスは、特にチョコレートケーキをはじめとした製品で知られています。2023年9月期の売上高は約33億3700万円で、従業員数は123名。
同社は「お客様の笑顔を想い、安心・安全な商品と真心のサービスで感動をお届けします。」を企業理念に掲げ、顧客満足度向上に努めています。品質管理に特に力を入れ、関東地方を中心に直営店舗や販売店を展開しています。
上場の背景
東京都港区を拠点とするトップスは、東京証券取引所のTOKYO PRO Marketへの上場により、社会的信用力とブランド認知度を高める狙いがあります。これにより、優秀な人材の確保や販路拡大のほか、新たな事業領域への進出も視野に入れています。
商品とサービス
トップスでは、自社工場で製造した洋生菓子と委託製造による洋焼菓子を、直営店舗及び納品店舗で販売しています。さらに、「トップス」、「トップス・カフェ」、「トップス・キーズカフェ」では、洋生菓子のほか、パスタやカレーなどの軽飲食も楽しむことができます。
加えて、「Top’s」ブランドを活用した監修商品の提供など多様な事業展開も行っています。自社ECサイトも立ち上げ、インターネットを通じた販売にも力を入れています。
日本M&Aセンターの支援
今回の上場は、株式会社日本M&Aセンターの支援を受けて実現しました。日本M&Aセンターは、企業が上場するための体制整備や、成長支援のリーディングカンパニーとして知られています。これまでに100以上の企業の上場を手掛けてきた実績があります。
トップスはこれにより、事業承継や市場への適応を進め、さらなる企業成長を加速させることを目標としています。
上場後はM&Aを手掛ける日本M&Aセンターと連携し、適時開示のアドバイスや組織経営の監視を行うことで、長期的な成長を支援していく方針です。
結論
株式会社トップスがTOKYO PRO Marketに上場したことは、同社にとって新たな成長の道を開く重要なステップとなります。洋生菓子業界におけるリーダーシップを強化し、今後のさらなる発展に向けた期待が高まっています。こうした取り組みは、地域経済の活性化にも寄与することになるでしょう。日本M&Aセンターの支援を受けながら、トップスの未来がどのように展開されるのか、注目されています。