スタンレー電気、新たな給与・評価制度を導入予定
スタンレー電気株式会社は、2026年4月より一般職を対象とした新しい給与・評価制度を導入することを発表しました。この新制度は、2024年度に管理職向けに先行して改定された制度に基づいており、急速に変化する事業環境において求められる人材育成を目指しています。
背景と人材方針
近年、企業は新しい価値を生み出すスピードや、イノベーションの創出が求められています。スタンレー電気は、この課題に対応するために「“自発”挑戦型人材」を目指し、2024年度から人事政策を見直すことを決定しました。これにより、社員それぞれが主体的にキャリアを選び、成長できる環境を整備する方針が打ち出されています。
新制度の特徴
新しい給与・評価制度には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、年齢や勤続年数に基づく制度運用を見直しています。特に、中堅以上の一般社員に対して「役割遂行フェーズ」を設け、役割や責任に応じて等級と賃金を決定する「役割等級制度」が導入されます。また、新卒入社から一定期間は「自己形成フェーズ」に定義し、この期間に関しては職能等級を維持しつつ、年齢給の割合を半減させる形になります。
昇格条件の見直し
さらに、昇格条件についても改革が行われ、同一等級での経験年数を昇格条件から外すことで、年齢や経験年数にとらわれない昇進が可能となる点も見逃せません。また、60歳以上の社員に適用されていた基本給減額措置の新規適用が廃止されることも大きな変更です。
評価基準の透明性
新制度では、社員の成果や行動が評価基準として重視されます。単なる持っている能力ではなく、顕在化した能力としての実績が評価されることで、公平性と納得感が向上することが期待されています。「結果」のみならず、成果創出に向けた「行動」や「プロセス」も評価対象になるため、社員のチャレンジや行動変容も促進されます。
キャリア形成とDE&Iの推進
特に、「役割遂行フェーズ」では、2つのキャリアコース(LP:リーダーシップを目指すコース、EP:専門職コース)が設定され、社員は自身の志向に合わせたキャリア形成が可能になります。これにより多様性と包括性(DE&I)の推進も図られています。新たに導入される制度には、コミュニケーションの活性化や人材育成体系の見直しも含まれており、社員の成長やキャリア実現を会社がサポートする体制が整います。
スタンレー電気の展望
スタンレー電気は、今後も多様な人材がその能力を最大限発揮できる職場環境づくりを加速させるとともに、新しい挑戦に積極的に取り組む姿勢を維持していく方針です。学びや挑戦を支援するための環境整備に取り組むことで、社員一人ひとりの主体性や挑戦心を尊重し、持続的な成長を実現していく計画です。
会社概要
スタンレー電気株式会社は、1920年に自動車用電球の製造販売を目的に創業され、現在では世界中の四輪および二輪メーカーに製品を提供しています。その製品には自動車照明だけでなく、可視光、赤外線、紫外線の各種LEDやLCDなども含まれており、我々の暮らしの安全と安心に貢献しています。