杉戸で災害訓練
2025-02-02 11:16:19

ゲーミフィケーションを活用した協働型災害訓練が杉戸で開催

協働型災害訓練2025 in杉戸: 地域のチカラを活かした防災



2025年2月7日、埼玉県杉戸町にて「自主防災×地域のチカラ」をテーマにした第12回協働型災害訓練が開催されます。このイベントは、ゲーミフィケーションを取り入れた新しいアプローチで、自主防災組織のメンバーや地域の職員が災害時の効率的な協力を模索するための訓練です。特に、災害時の指揮命令系統を一元化するICS(Incident Command System)を学び、実践する機会となります。

この災害訓練は、1990年代から始まり、2014年に立正大学の後藤真太郎教授と大澤サユリ講師が総合監修しています。彼らは、米国で制定されたICSの重要性を認識し、それを日本に導入することを目指して活動しています。後藤教授は過去に多くの災害現場での経験があり、その知識を元に参加者に対して基礎的な安全知識を教えます。具体的には、様々な職種の参加者がチームを組み、現実の災害シナリオに基づく訓練を通じて協力関係を深めていく内容です。

参加対象者とプログラム内容


訓練は首都圏の災害時における後方支援を担当する自治体の職員、および防災に興味を持つ一般の方々を対象としています。定員は会場参加が100名、オンライン参加が200名となっています。プログラムでは、実際の災害を想定したシミュレーションが行われるため、より現実的な対策を学ぶことができます。

具体的な日時は、2025年2月7日(金)13:30から、彩の国いきいきセンターすぎとピアで行われ、2月8日(土)のプログラムも予定されています。また、Zoomを通じてオンライン参加も可能です。参加料金は各日3,000円(税込)、2日間通しでのチケットも用意されています。

防災士との連携


協働型災害訓練には、埼玉県防災士会をはじめとする多くの防災に関わる団体や地元スタッフも参加し、地域の防災力を高める活動が行われます。参加者は知識を共有し合いながら、実践を通じて相互理解を深め、地域全体の危機管理能力向上に貢献します。

この訓練は、単なる理論学習に留まらず、参加者が自ら地域の防災に関与するきっかけともなるものです。災害時の不安を軽減し、安全な地域づくりを目指すためには、このような訓練が不可欠です。参加者の募集は公式ウェブサイトで行われており、定員に達し次第締切となりますので、興味のある方は早めの申し込みをおすすめします。

詳細については、協働型災害訓練オフィシャルサイトをご覧ください。参加費用やプログラムの詳しい内容もこちらで確認できます。防災に対する意識を高め、地域と連携した防災活動を推進する大切な機会をお見逃しなく。


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会社情報

会社名
一般社団法人協働型災害訓練
住所
埼玉県東松山市大字柏崎534番5埼玉NPOハウス内
電話番号
0493-81-7774

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