東京都環境局とeiiconが手掛ける断熱改修プロジェクト
東京都環境局と株式会社eiiconが共同で進める『TOKYO Housing Open-innovation for Metropolitan Environment program 2025「TOKYO HOME」』において、新たに3つのプロジェクトが採択されました。このプログラムでは、住宅の断熱改修に向けた新しいサービスの創出を目指しています。具体的には、参加するサッシメーカー3社(
三協立山株式会社、株式会社LIXIL、YKK AP株式会社)がホスト企業となり、スタートアップ企業との共創によって新サービスの開発を促進します。
プロジェクト内容
今般採択されたプロジェクトは以下の3つです。
1.
革新的取付技術の開発
ー 現場固有情報を活用し、自律型AIエージェントによる高精度な取付を目指すプロジェクト。採択企業は
株式会社フツパーで、ホスト企業は
三協立山株式会社です。このプロジェクトは、「高精度」と「省施工」という2つの相反する要素を両立させる技術の開発を目指します。
2.
視線感情推定AI
ー 住まい手と住まいを繋ぐ新しいコミュニケーション手法の確立を目指します。採択企業は
株式会社ジオクリエイツで、ホスト企業は
株式会社LIXILです。こちらでは、「見えない価値」を「自分ごと」に変えることで、住まい手に寄り添ったサービスの提供が期待されています。
3.
断熱改修で家族の健康力UP
ー 健康への寄与を可視化する仕組みの開発を目指すプロジェクト。採択企業は
株式会社サイキンソー、ホスト企業は
YKK AP株式会社です。この取り組みでは、腸内細菌叢から得た情報を基に、家族の健康状態を把握することを試みています。
共創ワークショップの開催
2025年12月22日には、東京都内にてホスト企業と採択されたパートナー企業による「共創ワークショップ」が開催され、アイデアを出し合う場が設けられました。このワークショップを経て、それぞれのプロジェクトは具体的なインキュベーションに進むことになります。参加企業は今後も改良を重ね、新しいサービスの実現に向けた支援を受けながら進行していきます。
プログラムの目的
本プログラムの理念は、2050年に実現を目指すゼロエミッション東京の実現に向けて、特に住宅の省エネ対策を促進することです。東京都は2022年に改定された環境基本計画を掲げ、その実現に向けた具体的な目標を設定しています。プログラムでは、消費者と工務店の両方の課題を解決しながら断熱窓の改修を推進する新サービスの創造を目指しています。その結果として、住宅におけるエネルギー効率の向上を図り、持続可能な社会の実現に寄与することが狙いです。
最後に
東京都の取り組みとeiiconの業界における先進性が合わさることで、新しいイノベーションが生まれることに期待が寄せられています。このプロジェクトが成功を収めることで、住まいに関連するサービスがより良いものになることが期待されており、今後の展開が楽しみです。