感動の献血動画
2025-03-12 13:30:12

命を救うための献血の重要性を訴える感動の動画

感動のメッセージ「LIFE GOES ON #5」



神奈川県赤十字血液センターは、命の大切さを訴える動画『LIFE GOES ON #5 献血がくれた「たからもの」』を公開しました。これは、輸血経験のあるミユキさんとその家族のストーリーを基にしたもので、献血の重要性を自らの体験を通じて伝えています。動画は、公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。

ミユキさんの闘病体験



ミユキさんは、かつて献血とは無縁な生活を送っていました。自分の健康を心配することもなく、社会人として精力的に働いていた彼女。しかしある日、バス停から歩けなくなり、救急車で大きな病院に運ばれました。そこで知らされたのは、「命に関わる重篤な病」の告知でした。その瞬間から、彼女の人生は大きく変わります。ミユキさんは、48人分の血液の輸血によって命を救われました。この経験をもとに、彼女と家族が語るストーリーは、多くの人々に献血の大切さを思い起こさせるものとなるでしょう。

動画の狙い



この動画の目的は、献血を行った人々が自分の血液がどのように他者を救っているかを知る機会を提供することです。献血を行うことで、私たちの血液が誰かの命につながることは、実感しにくい部分ではありますが、ミユキさんの実体験を通じて、その重要性を視聴者に叩きつけています。

また、献血が自身の人生に無縁であると考えている人たちにこそ、この動画を視聴してもらい、献血への参加を促すという願いも込められています。命をつなぐ行為が、たとえ自分には無理だと思われている方にも、少しでも前向きな影響を与えることができればと願っているのです。

神奈川県内の献血状況



動画の公開とともに、神奈川県内の輸血用血液の供給量が過去最多に達しています。特に、赤血球製剤の供給は2010年度から著しい増加を見せており、少子高齢化に伴い、輸血が必要な患者数も増加しています。今年度の供給量は前年よりさらに増加する見込みで、医療機関からの需要が追いつかない状況にあります。

また、若い世代の献血者が減少しているという現状もあります。この現象は、献血可能人口の減少や、特に若年層の献血協力者数が約33%も減少していることからも明らかです。今後の安定供給に支障をきたすおそれが懸念されています。

若い世代の献血の重要性



日本の献血者の約85%は50歳以上ですが、献血者の60%は50歳未満であり、これからの世代が献血に参加しない限り、将来的な供給に不安が残ります。血液は人工的には作れず、保存も難しいため、安定した供給体制の構築には、若年層からの協力が欠かせません。

神奈川県内では、毎日900人の献血協力が求められています。医療を支えるためには、やはり多くの人の献血が必要となります。ミユキさんのストーリーが少しでも彼らに影響を与え、献血への参加を後押しすることを期待しています。

まとめ



神奈川県赤十字血液センターの取り組みは、ただ血液の供給を増やすだけではなく、その背後にある人々の命とのつながりを強調しています。動画『LIFE GOES ON #5』は、その大切なメッセージを広めるための重要な手段といえるでしょう。今後もこのような取り組みを通じて、献血の意義が広がっていくことを願っています。


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会社情報

会社名
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター
住所
東京都江東区辰巳2-1-67
電話番号

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