岡山で開催されたヘルスケア分野の革新ピッチコンテスト

ヘルスケアの未来を切り拓く「Health Tech Innovation Challenge 2024」

2024年1月11日、岡山のももたろう・スタートアップカフェで、ヘルスケア分野のピッチコンテスト「Helth Tech Innovation Challenge 2024（HTIC）」が盛況のうちに開催されました。本イベントは、公益財団法人大原記念倉敷中央医療機関臨床医学研究所が中心となり、革新的な医療機器の開発を後押しすることを目的としております。

ピッチコンテストの目的

このHTICは、医療現場での実際の課題を解決するためのビジネスプランを提案し、医療機器の開発を促進することを目指しています。参加者は全国各地から集まった起業家や技術者たちであり、特に医療現場でのニーズに基づくアイデアが注目を集める場となりました。

最優秀賞受賞者

今年度のファイナリストは6名。審査の結果、F.MED株式会社の下村景太氏が開発する「マイクロサージャリー支援ロボット」が最優秀賞を受賞しました。この技術は、手術における精密さを向上させる可能性があり、今後の医療現場での応用が期待されています。

特別講演の開催

さらに、イベントでは東京電機大学の教授である荒船竜彦氏による特別講演が行われ、「医工連携による医療機器開発・事業化の実際」に関する貴重な知見が提供されました。この講演では、医療業界と製造業が連携することの重要性と、その具体的な手法について詳しく解説され、多くの参加者にとって非常に有意義な内容でした。