『インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル2025』が開催決定!
2025年10月、東京の国立新美術館にて『インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル2025』(略称:ICAF2025)が開催されます。これまでの開催の中でも最多となる全国35校の学生が参加し、247本のアニメーション作品が一堂に集結します。このフェスティバルは、学生アニメーションの最前線を体験できる貴重な機会です。
フェスティバルの概要
今回のICAF2025では、多様なテーマのもと学生自身の視点で描かれる作品を紹介します。テーマは「多層化する世界ー共鳴と創造」。会期は10月10日(金)から13日(月・祝)まで。会場は東京都港区にある国立新美術館で、特設WEBサイトも別途オープンされます。
このフェスでは、参加校による上映プログラムや、各校から選ばれた優秀な作品を集めた『各校選抜プログラム』が用意され、来場者による投票により観客賞が決定されます。観客が選ぶ優れた作品を楽しむ機会でもあります。
出展校と作品
今年の参加校には、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工芸大学、東京造形大学など、全国各地からの大学が名を連ねています。参加校や具体的な作品の一部は以下の通りです。
- - 橋爪晴輝(尚美学園大学)「頭の中を覗く」
- - 大野恭照(多摩美術大学)「マミ子のウン子」
- - 渡邊愛彩(常葉大学)「神隠しの祠」
また、これまでにも多くの学生が国際的な映画祭で評価を受けてきました。ICAF2025では、学生が自らの作品や海外での活躍について深く語るトークイベントも用意されており、アニメーションのグローバルな視点に触れる機会も提供されます。
特別企画と追悼イベント
今回のイベントには特別企画も盛りだくさんです。追悼企画として、長年ICAFに携わってきた故森まさあき先生の特集や、彼の作品の上映も行われます。学生たちは森先生との思い出や彼を通じた影響を語ります。
第12回アヌシー国際アニメーション映画祭での活躍を振り返るトークセッションでは、学生たちが自身の作品を通じて得た経験や国際的な評価の可能性について語ります。
参加者とプログラム
ICAF2025では、一般参加のためのワークショップやアドバイス会も予定されています。中学生以上を対象にした『みんなの作品見てみまSHOW!』では、参加者が自身のアニメーション作品を持ち寄り、プロからのアドバイスを受けることができます。
また、映画祭で評価を得た作品の上映イベントもあり、過去に高評価を得た20作品を紹介する機会も設けられています。
最後に
ICAF2025は、学生たちの独自の視点と多様性を楽しめる場です。新たな創造が芽生えるこのアニメーションフェスティバルで、未来のアニメーションを担う新世代の作品にぜひご期待ください。皆さんの訪問を心よりお待ちしています。