奈良の物流企業、アルコロジスティックスの取り組み
奈良県生駒郡に位置するアルコロジスティックス株式会社は、コロナ禍における業務の変化に対応するため、2020年に設立されました。親会社であるアルコホールディングスの傘下企業であるアルコインターナショナルの取扱量が急増している中、同社は効率的な物流業務を行うために新しいシステムの導入を決意しました。
導入された「ロジザードZERO」
アルコロジスティックスは、業務における課題を解決するために、ロジザード株式会社が提供するクラウド型倉庫管理システム「ロジザードZERO」を導入しました。このシステムは、物流業務の効率化と標準化を目指し、現場の意識を変革する助けとなりました。特に、以前はベテランスタッフの経験に頼っていたロケーション管理が、システム導入後は全スタッフで均一化され、業務の効率が飛躍的に向上しました。
業務の効率化と標準化の成果
リーダーシップと効率化の両方を目指す中で、導入効果は迅速に現れました。以前は「保管重視」で行われていた倉庫作業が、今ではスペースを最大限に活用できるようになり、商品を保管する位置も柔軟に変更可能です。このプロセスの見直しにより、作業時間と倉庫空間の無駄が解消されました。
アルコロジスティックスの代表取締役渡久地太氏は、「我々はこれからの企業です。ロジザードには常に進化を続けてほしい」と述べ、双方のさらなる成長への期待を寄せています。
現場の意識改革による影響
「ロジザードZERO」の導入により、スタッフ全員が高い生産性を維持できるようになったことは、業務の標準化に寄与しています。以前は特定のベテランに依存していた知識が、システムを用いることで全員に共有され、業務の一貫性が実現しました。これにより、出荷量の増加にも柔軟に対応できる体制が構築されています。
物流サービスの質向上
アルコロジスティックスは、荷受けから保管、出荷までの一括した物流サービスを提供しています。荷主との物理的な距離に関係なく、スムーズな業務遂行を実現するために、日々の業務改善に取り組んでいます。さらに、顧客の求めに応じた最適なサービスを提供し続けています。
ロジザード株式会社の信頼性
ロジザードZEROは、導入からの20年以上の運用実績を誇り、多くの企業に高評価を得ています。BtoCだけでなく、BtoB物流など、様々な業態や商材に対応できるのが特長で、業界内でのトップシェアを維持しています。35日間の電話サポートを含む充実した顧客サポート体制も、多くのユーザーから支持されています。
アルコロジスティックスとロジザードの連携による成功事例は、今後の物流業界における新たなスタンダードとして、多くの企業に影響をあたえることでしょう。